簡単にスプーンがスッと入ります。
ふわっと、とろける食感に抹茶のほろ苦さ。
生クリームのクリーミーなコクと、大納言小豆のあんこの控えめな甘み。
絶妙なバランスで、絶品のスイーツを作り出しています。
そんな、紀の善の「抹茶ババロア」。
お取り寄せもできるのでしょうか?調べてみたら・・・
(トップ画像:http://co-trip.jp/article/7910/)
紀の善「抹茶ババロア」は甘くない?
「抹茶ババロア」は、ババロアという洋菓子でありながら、抹茶という和の極み食材を使った、ある意味、ハイブリッドスイーツ!
抹茶ババロア自体は、ちょっとほろ苦で、甘みはあんまりないです。
そこに添えられている生クリームも、パンケーキにのっかってるような、甘い品ではありません。
唯一、大納言小豆を使用したつぶあんに、上品で控えめな、うっすらとした甘さがあります。
なので、がっつり甘いの食べたい方はイマイチかも。
逆に、
「抹茶のほろ苦さが好き!」
「甘すぎないスイーツが食べたい!」
「大人な味が好みなんです!」
そんな人にはオススメです。
ババロアというと、プリンのように、しっかりと固めたものもあります。
でも、紀の善の抹茶ババロアは、ふわふわです。
そして、色がすっごく緑!いや、翠!
家で作ると、なかなかこれだけ濃い色が出ないんですよね~。
なんでしょう?抹茶の種類?量?タイミング?
秘密が知りたいです。まさか着色料入ってるわけでもないでしょうし・・・。
そんな、絶品!抹茶ババロアは以前、はなまるマーケットのおめざでも紹介されてました。
お取り寄せ、できるんでしょうか?
「抹茶ババロア」通販は?
紀の善さんでは、お取り寄せも行っています。
抹茶ババロアも、当然人気商品ですからあるんですが、残念なことに期間限定なんですね。
ババロアのように要冷蔵品の通販は、だいたい10月~3月の間だけなんだそうです。
つまり、4月現在、しばらくお取り寄せはできません。
店頭にてお買い求めください。
一応、注文はFAXで、こちらから様式をダウンロードしてください。
→http://www.kinozen.co.jp/05ship.htm
紀の善の歴史!甘味屋さんじゃなかった?
紀の善さんは神楽坂にある老舗甘味処です。
創業が江戸時代後期、職業周旋所(仕事の口利きしてくれるところ)として開業しました。
最初は甘味は関係なかったんですね。
店の若い衆に桜と蝶の刺青をさせていたそうです。
なんか恐いなー。
明治維新後、「紀の善・花蝶寿司」に改名。
寿司屋になりました。
宮内省の御用達になると、「御膳寿司紀の善」に改名。
しかし、順調に見えたのも束の間。戦争により、建物が焼失。
1948年、先々代の女将が中心に甘味処「紀の善」として再開したそうです。
甘味処としての歴史は、70年くらいなんですね。
それでも、長いですが。
職業の斡旋から寿司屋になって、現在の甘味処。
店に歴史ありですね~。
今の紀の善さんは、東京神楽坂に本店があり、曜日に酔って銀座松屋と日本橋三越で出張販売しているようです。
メニューは定番のあんみつから洋風のババロアやアイスクリーム。
温かいおしるこや、ちょっとしたお食事もあります。
店内で食べる他、お持ち帰りもできます。
(※お持ち帰りは、それ用のメニューだけです。)
公式サイト→http://www.kinozen.co.jp/index.htm
過去にはドラマにも出ていた有名店!
2001年にTBSで放映されていた、日曜ドラマ「ラブストーリー」に登場していました。
豊川悦司さんと中山美穂さんが主演のドラマで、けっこう人気があったので、見てた方も多いのでは?
抹茶ババロアも、ドラマの中で差し入れに買われていて、真似して差し入れすると喜ばれたんでしょうね~。
確かに、もらったら嬉しいですよね。
ちょっと、お高いですし。
あ、でも、当時はきっと人気出すぎて、行列とかできてたのかもしてませんね。
今なら、それほど並ばずとも買えます。
これからの季節、翠が綺麗な抹茶ババロアはいいかもしれませんね~。
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