冷麺といえば、韓国が発祥のグルメ。
冷麺と言う名前ですが、本場韓国では冬の食べ物なんだそうです。
そして、韓国から日本に伝わり、日本流にアレンジされたのが、
岩手県・盛岡冷麺
広島県・呉冷麺
同じ冷麺の名を持っていても、もはや全く違う料理。
その特徴と、お取り寄せ方法をまとめました。
韓国冷麺とは?お取り寄せ方法!
韓国冷麺の特徴は、麺。
蕎麦粉を主に、つなぎで小麦粉を加えて練り上げます。
生地を生パスタのように、小さな穴の開いた筒状の道具を使って、押し出して麺状にします。
押し出された麺は、そのまま熱湯へ落ちるようになっています。
茹で上がった麺は、冷水ですぐに冷やします。
スープに入ったものを、水冷麺(ムルレンミョン)。
スープ無しのまぜそばタイプを、ピビン冷麺(ピビンネンミョン)。
ピビンは韓国語で混ぜるの意味で、ピビンパと一緒ですね。
水冷麺のスープは、鶏や牛の出汁に、水キムチの汁を加えて作ります。
具材は、肉類・ゆで卵・キムチ・錦糸卵・梨などを入れます。
季節によっては、リンゴが入っていることもありますよ。
ピビン冷麺は、コチュジャン、酢、ごま油、砂糖を混ぜ合わせた辛いヤンニョムという調味料を作ります。
ヤンニョムで麺を和え、肉、ゆで卵、きゅうりの千切り等を盛り付けます。
食べる時は、よくかき混ぜて。
元は、寒い冬にオンドルという韓国特有の床暖房の効いた部屋で食べる料理でした。
(温度調節が難しいので、暑くなってしまうから。)
現在では、夏の食べ物として定着しているようです。
本場韓国でも、レストラン等は夏しか出さないお店も多いんだとか。
冷麺専門店もあり、そちらは年中食べられるようです。
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盛岡冷麺とは?スイカの謎!
岩手県、盛岡三大麺の一つです。
(三大麺とは、盛岡冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばの3つ。)
小麦粉と片栗粉で作った、コシと固さ、透明感が特徴的な麺。
天付き方式の押し出し麺が多いです。
在日朝鮮人であった、楊龍哲(ヤン・ヨンチョル)さんが盛岡で開業。
祖国の冷麺を再現しようとしましたが、当初盛岡市民には不評でした。
試行錯誤の末、今の盛岡冷麺の原型を作り出します。
それでも、「コシの強い麺、キムチ、牛骨出汁」の三大要素は残されました。
「盛岡冷麺」の名称を初めて使用したのは、ぴょんぴょん舎を創業した在日2世の邊龍雄(ピョン・ヨンウン)さん。
リンゴや梨など、季節の果物が口直しについているのが特徴ですが、なぜかスイカが多いです。
水分の多い果物が向いているということで、夏はスイカ、秋は梨がチョイスされる確率が高いようですね。
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呉冷麺とは?元祖はこちら!
広島県・呉冷麺。
西日本で冷麺と言うと、韓国冷麺ではなく、冷やし中華のような冷たい麺のことなんだそうです。
つまり、呉冷麺は、韓国冷麺とは全く関係ない、違う料理!
呉市の「珍来軒」が発祥の店。
その特徴は、平打ち麺にチャーシュー、茹で玉子、キュウリ、海老などがトッピング。
鷹の爪の辛味をブレンドした甘酸っぱいタレ。
好みにより「酢辛し」という調味料をかけて食べるそうです。
「酢辛し」は鷹の爪を甘酢に漬け込んだ調味料。
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スープが独特な冷やし中華です。
夏に食べたい、冷たい麺料理。
自宅で作るのもいいですが、一度は本場で食べたいですね。
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