食欲の秋ですね。
ミラクルレシピで岐阜の「さよりめし」が紹介されてましたが、「さよりめし」は日本五大飯の一つって知ってました?
他の4つは?
一つは「深川めし」ですよね~。残す3つは・・・何県のご当地めしか気になります!
(トップ画像は「深川めし」 出典:http://kfm.sakura.ne.jp/ekiben/13tokyo_tyoreg.htm)
日本五大飯とは?
東京・深川「深川めし」
岐阜・可児市「さよりめし」
島根・津和野町「うずめめし」
埼玉・小川町「忠七めし」
大阪・難波「かやくめし」
以上が日本五大飯と呼ばれるものです。
地元の人すら知らない方が多いかもしれません。
昔からある郷土料理なのですが、昭和14年に宮内庁の全国郷土料理に選ばれた5品だそうです。
日本五大飯、名前の由来は??
「深川めし」は深川で食べられていたことからです。
今では、アサリの炊き込みご飯スタイルが多いですが、
もとは、江戸でとれていたバカガイのすまし汁をご飯にぶっかけて食べいてた。
気の短い江戸っ子の料理だったそうです。
「さよりめし」は秋刀魚の炊き込みご飯です。
海のない岐阜で、あまり魚の名前が知られてなく、同じ細長い魚の秋刀魚を「さより」と呼んでいたそうです。アバウト(笑)
「うずめめし」は高野豆腐や人参、シイタケ、かまぼこなどをさいの目切りにし、だし汁で煮たものをご飯に汁ごとかけて、ワサビを上にのせたものです。
ご飯が具にうずめてあるから、「うずめめし」と言うそうです。
分かりやすい!
「忠七めし」はご飯に、薬味のさらし葱、わさび、柚子をのせ、土瓶に入れたかつお節でとった熱い汁を注いで食べます。
店主の忠七が山岡鉄舟のリクエストに応えて作った料理です。
「かやくめし」は、いわゆる炊き込みご飯や五目御飯。
主に大阪など関西で食べられる薬味の入った薄口の炊き込みご飯のこと。
「かやく」とは「加薬」のことで、薬味を加えることから。
他にも日本には三大うどん、三大珍味、三大そばとかもありますね。
三とか、五、七といった奇数は和食において重要な数字。
この数で揃えると、綺麗に見えるんですって。
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