昨日の「ドクター倫太郎」は内田有紀さん演じる看護師さんと、その子供の話。
自閉症スペクトラムで、サヴァン症候群で、精神科医の看護師の息子というドラマ的設定でしたが、内容はシンプルに感動もの。
それも、子役の平林智志君の演技の賜物でしょう!
これからに期待が高まる子役です。
『Dr.倫太郎』第7話のあらすじと感想
毎回、主要登場人物の一人にスポットが当たる王道のストーリー展開になってきました、このドラマ。
今回は、精神科医・倫太郎(堺雅人)を看護師としてサポートしている内田有紀さん演じる霧生薫さんと、その息子・深也くんのお話。
深也くんは、自閉症スペクトラムで倫太郎の治療を受けています。
自閉症スペクトラムなので、言葉でのコミュニケーションはほぼ不可能。
独自の世界を持っていて、自分の法則に従って何かを伝えようとします。
ある日、深也くんは子供彫刻コンテストで受賞。
そんな深也くんに、宮川教授(長塚圭史)は目をつけます。
天才と言われるサヴァン症候群であり、その脳の能力を研究によって明らかにしようと。
倫太郎は、反対します。
自閉症の子供が耐えられる検査ではないと主張。
しかし、夢乃(蒼井優)の件で円能寺理事(小日向文世)に抑えこまれてしまいます。
母である小林薫が断るも、宮川教授は食い下がります。
このままでは、病院にいられなくなるかもしれない・・・。
それも覚悟の上で、息子を守ろうとする薫。
そんな中、深也くんは倫太郎のもとに一人でやってきます。
ひらがなボードを取り出し、必死で倫太郎に伝えた言葉は
「おじさんたちより ぼくはながいきするんだよ
ぼくがおとうさんになったとき
ぼくたちのこどもが ぼくみたいにこまらないように
ままがぼくのために がんばっているように ぼくもがんばるよ
きかいにはいる
そうすれば えらいせんせいたちが
なにかいいほうほうを おもいつくかもしれないから」
子供は大人が思うより、ずっと考えている・・・
まさに、その通りですよね。
大人になると、なぜそれを忘れてしまうのでしょうか・・・。
自閉症スペクトラムは身近にいないので、これだけ感動したのはやはり子役の演技力によるところが大きいでしょう。
本当に何とか伝えようと一生懸命な姿に、思わず涙が・・・。
難しい役どころを見事に演じてました。
キャスティングした人最高ですね!この子役はイイです!!
自閉症スペクトラムでサヴァン症候群という設定
毎回毎回、このドラマは精神病を勉強させてくれます(笑)
毎度違う精神疾患が出てくるので、大変。
で、今回登場した自閉症スペクトラムかつサヴァン症候群。
自閉症はなんとなくイメージできますね。
間違いやすいのは、自閉症は「他人に対して心を閉ざし、自分の殻に閉じこもってしまう精神病」という勘違い。
違います。発達障害に分類される脳の特性によって起きるものです。
育て方や環境に起因するものではないんですね。
特徴としては、
他者とのコミュニケーションがうまくできない。
言葉を覚えるのが遅い。
不測の事態にパニックを起こす。
そのため、普通の人からすれば理解し難い謎の行動をしてしまうので社会生活に支障をきたします。
スペクトラムとは連続したという意味で、
自閉症からアスペルガーまで幅広い発達障害を含みます。
まあ、大枠ってことですね。
その中に、重いのとか軽いのとかいろいろ分かれてるということみたいです。
サヴァン症候群は、知的障害や発達障害があるものの、特定の分野で天才的な能力を発揮するもの。
アルベルト・アインシュタインや
トーマス・アルバ・エジソン、
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
などがサヴァン症候群だったとされています。
「サヴァン」とは、フランス語で「賢人」という意味。
原因は不明ですが、脳は欠損しても他の部分が補おうとするために起こるんだとか何とか。
自閉症患者の10%がサヴァン、
自閉症意外では1%がサヴァンとされています。
1割ってけっこう多いんですね。
と考えると、ドラマの設定の自閉症スペクトラムでサヴァン症候群は意外とありえる設定なのか?
子役・平林智志くんとは?
名前:平林智志(ひらばやし さとし)
生年月日:2005年12月16日 現在9歳
身長:123cm
特技:水泳、合気道、サッカー
所属:NEWSエンターテイメント
まだ小学四年生なんですね。カワイイ。
NHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」に陽造役で出演してました。
テレビにCMに、ちょこちょこ子役として登場してますが、代表作といえるのは、まだないですね。
今回の出演で注目されて・・・ってことも有りえますよね。
感想見てて、子役に関しては好評ですし。
これからに期待です!運動得意なようなので、アクション俳優として出てくるんじゃないでしょうか?どうかな~?
コメントを残す