最近、JRのホームで聞こえるアナウンス、
「間もなく、8番線に、電車が参ります~」
この声が代替わりしたそうです。
2代目は田中一永さんという声優さん。
じゃあ、初代は誰だったんでしょうか?
初代「JR放送」の声は津田英治さん
名前:津田英治(つだ えいじ)
生年月日:1948年8月23日 現在66歳
出身:大阪
身長:177cm
職業:声優
所属:大阪テレビタレントビューロー
代表作は、駅放送!
そのくらい多数の駅放送で活躍している声優さんです。
JR東日本のATOS導入駅(中央本線 相模湖~甲府間など一部の駅、上野東京ライン、常磐線、東海道線、高崎線を除く)、仙台駅、木更津駅
西日本の大阪環状線・大和路線・JRゆめ咲線・おおさか東線
JR東海の中央線(金山~中津川間、以下 「中央西線」 )
近鉄の一部の主要駅
大阪モノレール
神戸市営地下鉄
西神山手線
愛知環状鉄道
などなど複数の駅でアナウンスの録画放送を担当しています。
この駅放送のアナウンスは、普通の録音と違って、パートごとに録られた音声の組み合わせでできているそうです。
つまり「間もなく」「3番線に」「電車が参ります」「黄色い線の内側までお下がりください」という風に分けて録音し、つないで一つの文章を作って流しているんですね。
その為、新しい言葉、例えば電車の名前ですよね。新幹線とかどんどん増えてますし。
その度に追加録音してきたそうです。
が、初代も年齢が上がり声質が変化が懸念されたため、今回二代目に交代し新たに録り直したそうです。
まだ初代の声の放送や、初代と二代目の声両方で組み合わせたアナウンスが流れている場所もあるそうですよ。
二代目を選ぶに当たっては、初代の声質に似ている方を選出したそうで、それが田中一永さんです。
田中一永さんは、JRの人?
二代目に選ばれた田中一永さん。
別にJRの職員や関係者ではなく、声優さんです。
名前:田中一永(たなか かずひさ)
生年月日:1977年11月12日 現在37歳
出身:埼玉県
職業:声優
所属:アクセント
主に洋画や海外ドラマの吹き替えで活躍されています。
韓国ドラマの吹き替えにも登場します。
駅放送は、今回初めてで、「まさか、自分がやるとは思ってなかった」と言っています。
録音を担当した音声機器メーカーが十数人候補を上げ
「落ち着いた声を持ち、15~20年後も同じ声質で仕事が出来る年齢の声優」
という基準で選ばれ最終的に残ったのが田中さんだったそうです。
約4000もの音源データを録ったそうですよ。
いずれ、全て田中さんの声に変わるんでしょうか?
今後しばらく電車に乗る時は、駅アナウンスの声に注目してみることにしましょう。
もしかしたら2種類の声が聴けるかもしれませんね。
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