「ひげにんにく」って知ってますか?
直売所で見つけたんですが、にんにくの芽が伸びちゃったみたいなやつです。
根っこもついてて、それごと食べられるから、「ひげにんにく」というそうです。
スプラウト(芽)から根までまるごと栄養がとれるってことで、健康にいいと徐々に広まりつつあるようです。
通販でも、いろんな産地のがあります。
普通のにんにく買ってきて、家で育てることもできちゃいますよ。
(トップ画像:http://www.sagamachi.com/)
「ひげにんにく」ってこんな野菜
にんにく一片の上からは芽が、下からは根が出ている状態の野菜、ひげにんにく。
それ専用の種とか品種かと思ったら、普通のにんにくの芽と根が伸びた状態なんですって。
にんにくは通常、種にんにくを秋に植えます。
冬の間は土の中に埋めておいて、5~7月に収穫。
約1年間、土の中で大きく結球させます。
しかし、ひげにんにくは、芽と根がでた時点で収穫。
土に埋めると根が土をかんで食べられないので、ハウス内で、軽石水耕栽培しているそうです。
カイワレ大根や、ブロッコリースプラウトと同じで、発芽の栄養価が高い状態で収穫しているんですね。
栄養分が豊富で、にんにくの旨みがギュッと濃縮。
加熱すると、匂いがほとんど残らないということで、女性にも人気です。
芽と根に栄養がたっぷりなので、まるごと食べる調理方法がおすすめ。
素揚げや、てんぷらなどですね。
全部刻んで、餃子にしちゃっても美味しいですよ!
育ててみよう!ペットボトルで水耕栽培!
スーパーでにんにくを買ってきて、放置しておくと芽がでちゃいますよね。
にんにくの芽は、じゃがいもと違って毒は無いですが、口当たりが悪いので取り除いて使うことが多いです。
が、これを食べずに育てれば、今話題の「ひげにんにく」になるんですよ。
育て方は簡単。
ペットボトルなどに水を満タンにいれ、その上に芽の出たにんにくを1片置くだけ。
玉ねぎの水耕栽培みたいな感じです。
やがて、根が伸びてきます。
ちなみに、スーパーで売っているにんにくは冷蔵されているので、種にんにくと違い発芽しにくいです。
あと、皮をむいちゃっても発芽しないので、気を付けましょう。
「ひげにんにく」お取り寄せするなら、何県産?
現在、ネットでお取り寄せできるひげにんにくの産地はこんな感じ。
(クリックで各社の通販サイト及び、楽天市場かyahooショッピングに飛びます。)
・岐阜県
・佐賀県
なお、「ひげにんにく」という名は商標登録されているので、スプラウトガーリック、はねにんにく、葉にんにくなどの名前で販売している産地もあります。
ちなみに、商標登録しているのは、新潟県長岡市の会社。
オンラインショップがないので、お取り寄せは直接問い合わせるしかありませんね。
普通のにんにくならば、青森などの寒い地方が産地となりますが、芽が出て収穫となると、産地による大きな差はないと思われます。
ちなみに、秋田県には「八木にんにく」といって、ひげにんにくに似た野菜があります。
畑に植えるんですが、結球前に収穫する若いにんにくなんです。
生で味噌をつけて、エシャロットみたいに食べるんですけどね。
ちょっと辛い。
普通のにんにくとしても使えますが、まあ、食文化の一つですよね。
沖縄の島ラッキョウみたいな感じ?
こちらは、お取り寄せなんてないので、5,6月あたりに秋田県横手市の直売所かスーパーなんかで買えると思いますよ、多分。
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