「バイプレーヤー」の意味は「脇役」で本当にいいのか?

何とも不思議な和製英語「バイプレーヤー」。

ドラマ、映画、演劇などの「脇役」を意味する言葉とされています。

でも、英語で脇役は「supporting actor」。

和製英語にしたって、「脇役」という適切な言葉があるのに、何故わざわざカタカナの言葉が作り出され、使われているんでしょうか?

単純に、「脇役」という以外に、別の意味が隠されているのでは・・・?

 

英語に「バイプレーヤー」はなくとも「バイプレー」はある!

まず、「バイプレーヤー」という言葉を英語表記したら、どうなるのか?

「byplayer」だとします。

こんな英語は無い。

しかし、「byplay」はあります。

名詞で「脇役の演技」という意味。

 

では、「バイプレーヤー」は「脇役の演技をする人」=「脇役」ってことで、作られたのでしょうか?

なんか面倒くさい言い回しだな。

 

「バイプレーヤー」のもう一つの可能性を考えてみる

英語表記した時、もう一つ考えられる可能性があります。

「biplayer」

「bi」には「2つ」という意味を持ちます。

バイリンガルや、バイセクシャルの「バイ」もこの意味ですね。

 

「player」には「演技者」という意味があります。

2つを演じる役者・・・2つ・・・!?

「役」には、大きな2つの分類がありましたね。

「主役」と「悪役」。

 

もしかしたら、バイプレーヤーという言葉には「良い人の役」「悪役」両方の役を演じる実力がある俳優という意味合いも込められていたんじゃないでしょうか?

もしくは、「主役」級だけど、「脇役」としても一流、とか。

ただ「脇役」では足りない部分を、新しい概念をプラスした和製英語で表現したとか?

 

まあ、いつから「バイプレーヤー」って使われてるのか、誰が作ったかも分からないし、憶測でしかないんですけどね。

「名バイプレーヤー」なんて使い方されてますし、そこまで深い意味なく、「脇役」って意味でいいのかもしれません。

ただ、「脇役」って、通行人Aとか、エキストラも入る気がするんですよね。

バイプレーヤーは、それなりの役者さんって感じがします。

個人的に、ですが。

 

日本で名バイプレーヤーと言われる役者さん

では、バイプレーヤーとしてよく名前があがる役者さんたちは、どういう人物なのか見ていきます。(個人的見解が多大に含まれています。ご注意ください。)

 

小日向文世(こひなた ふみよ)

良い人から、いい人そうみ見えて実は黒幕という役まで、幅広くこなす。

アホな役、賢人、静か、賑やか、社交的、内向的、攻撃的、穏やか、様々な役を演じられる、カメレオン俳優。

 

戸次重幸(とつぎ しげゆき)

大泉洋さんで有名な、TEAM NACS所属の俳優。

イケメンと言う人と、そうでないという人に分かれる、不思議な人。

役によってはイケメンだと思う。

 

手塚とおる

悪徳医師から、№1小物キャラまで、個性的な役柄が多い。

現実的にあり得ないようなキャラを、リアルに演じる、怪演俳優

 

香川照之

これほど嫌なやつを演じられるのかってくらい、演技力が高い。

演技力が高すぎて、嫌われ者役なのに主役を食ってしまうことが多々ある。

 

滝藤賢一

気づけば、さりげなく有名作品に出まくっている。

自然にいすぎて気づかないけど、徐々に知名度が上がってきた。

いつか主役で見たい俳優。

 

佐藤二朗

個性的な役が多いが、シリアスもいける。

元会社員だとか、脚本書いてるとか、マルチな才能がある俳優。

アドリブがすごいことで有名。

 

筒井真理子

気品ある女性から、悪女まで、演技の幅が広い。

その演技力は、カメレオン女優と称される。

 

平岩紙(ひらいわ かみ)

ファブリーズCMのお母さんで有名なあの人。

コミカルからシリアスまでいける女優。

 

堀内敬子

劇団四季にいた頃は主役級だったので、バイプレーヤーか微妙なところ。

年を経てからの存在感が半端ない女優。

良い人から、悪女まで、美しくも幅広い役をこなす。

 

片桐はいり

見た目のインパクトがあるため、演技力が疑問視されがしな女優。

演技力はかなり高いと個人的には思っています。

演技力なければ、あそこまで自然に溶け込めないと思うんです。外見のせいで。

 

余貴美子(よ きみこ)

演技力のある女優で、必ずといっていいほど名前があがる女優。

陽気な女性から、陰のある女性まで、ありとあらゆる役柄を演じ、実力を証明してきている。

 

 

他にも、たくさんいてあげきれません。

ただ、主役を多く演じるような方は、演技力あってもバイプレーヤーとはいえないかと思い、除外しました。

そのため、必然的に年齢層が高くなってしまいますね。

若いと、これからどんどん、主役として活躍されますからね。

それに、最近は必ずしも美男美女が主役ということもないので、脇役、主役の線引きが難しくなってきたように思います。

言い換えれば、主役級の人たちが増えたってことなんでしょうかね?

 

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