NHKは、テレビを設置していれば、契約して受信料を払わなければいけないと放送法64条で決まっています。
本当に全くNHKの番組を見ていなくても払わなきゃいけないなんて、ちょっと納得いきませんよね。
そう思ってる人が、やっぱり世の中にはいるんですね。
NHKだけが映らないアンテナなるものが存在するそうです。
「NHKだけ映らないアンテナ」とは?
この画期的なアンテナを発明したのは、筑波大システム情報工学科の視覚メディア研究室。
卒業研究として学生さんたちが開発したそうです。
アンテナ装置はすでに製品化され、
「関東広域圏向け地上波カットフィルタ―」の名前でアマゾン・ドットコムや一部店舗で販売されています。
(追記:現在は、iranehk(イラネッチケー)という素敵な名前になってます。
NHKだけ映らないアンテナをつけると、どうなる?
アマゾンで販売されている、関東広域圏向け地上波カットフィルタ― 。
設置方法は簡単でUHFアンテナと、テレビ本体のアンテナ入力端子をつなぐ同軸ケーブル間に挿入するそうです。
もしくは、テレビ裏側のアンテナ入力端子(F型のもの)に手回しで取り付けることも可能とのこと。
装着すれば、NHK総合とNHK教育の2チャンネルが受信されなくなります。
ただし、関東広域圏親局(つまり、東京スカイツリーからの電波)の放送波のみを受信する環境で使用された場合ですから。
名前の通り、関東圏でしか効果を発揮しないわけですが、それでも、東京の人口を考えれば相当な商品ですよね。
NHKが映らないと受信料は払わなくていい?
では、これなら受信料はいらないかというと、そうはいかないのが、法律です。
放送法64条で
「NHKを受信可能な受信設備を設置した者はNHKと契約しなければならない」
と定められています。
つまり、装置をはずせば受信できるんだから、契約はしなければならないってことです。
ちょっと待て!
契約しなければならないであって、受信料納税義務ではないじゃないか!
確かに、契約の場合は双方の合意がなければ契約成立しません。
契約してないと受信料は払わなくていいです。
そして、放送法に罰則はありません。
「じゃあ、契約しなきゃいいじゃん。」
確かに、契約してないので払いませんに対し罰則は法律上ないんですからね。
実際に、そういう方法があるという声もあるようです。
確かに、NHKだけが、テレビがあれば強制的に受信料を払わなくてはいけないのはおかしいですね。
数々の不祥事を考えると、受信料で運営している放送局としていいのか?という疑問を持ってしまいます。
いや、真面目に国民のために仕事してくれてればいいんですよ。
でも、国民の税金で不正だのやらせだのやっといて、たいしたお咎めも無しに続行というのはどうでしょうか?
「NHKだけ受信しないアンテナ」を開発した側も
「NHKと契約をしない自由があってもいい。
今回の装置は、公共放送を改めて見直す問題提起になればと思っています。」
といっています。
今一度、国営放送のあり方を考えてしまいますね。
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