「正月」、「元日」、「三が日」、っていつ?日本人なら知っておきたい正月の習慣!

もう、今年ものこりわずかですね。

今年こそ元旦には、初日の出見て

初詣行って、おせちを食べて・・・。

日本人ならではの正月を過ごしたいのですが、

日本人ならではの正月って、本当はなんなんでしょう?

気になったので、日本の正月の習慣について調べてまとめてみました。

 

「正月」は1月31日まで!?

「元日」、「三が日」、「松の内」

1月の暦でよく聞く言葉ですが

具体的には、いつからいつまでのことなのかご存じですか?

・「元日」:国民の祝日で、1月1日。

・「元旦」:1月1日の朝のこと。

「旦」の字は、地平線から朝日が出ていることを表すします。

 

・「正月」:1月1日~1月31日までの期間。

「正」は最初のという意味があり、

「正月」は1年の最初の月、つまり1月31日まで。

ただし、1月20日までを「正月」とする習慣もあり、

1月20日を二十日正月(骨正月)と呼ぶこともあります。

 

・「三が日」:1月1日、2日、3日のこと。

官公庁はほぼ休み。企業も休むことが多い。

 

・「松の内」:門松などの松飾りを飾っておく期間。

1月7日までの地域と、15日までの地域があります。

今年初めて会った方に新年のご挨拶をするのも

この「松の内」の間になります。

 

正月が1月いっぱいだとは知りませんでした。

正月って長いんですね~。

 

年末年始の正しいスケジュール

年末年始は忙しいものです。

しかも、縁起を担いで飾りを飾る期間だったり

ご挨拶をする期間だったりが決まっています。

きちんと押さえて、こなしていきたいですね。

 

①年賀状は25日までに出す。

元日に届くようにするためには、25日まで。

ただし、近くの地域なら28日でも元日に届くことがあります。

1月7日を過ぎたら、「寒中見舞い」になりますので要注意です。

 

②大掃除は28日までに済ます。

一年のススを払い、歳神様をお迎えする準備の大掃除。

28日中に済ますのが良いとされています。

 

③門松は12月30日までに飾る。

12月13日以降ならいつでも飾っていいのですが

29日は「二重苦」と縁起が悪いので、

その場合は30日に飾るようにします。

また31日に飾るのは、「一夜飾り」といい

神様をおろそかにする行為とされています。

しめ飾りも同じ時に飾りましょう。

 

④1月7日、または15日の松の内が終わる日に

門松やしめ飾りは片付ける。

旧正月にあたる小正月に各地域で燃やします。

この日は地域によって違いますね。

旧正月行事は、冬祭りとして多くが観光行事化していますから

お目当ての冬祭りをチェックして

行ってみるのもいいですね。

 

 

元日にやってはいけないNG行為!

①洗濯、掃除

福(服)を洗い流すから縁起が悪いそうです。

掃除も福を掃き出してしまうからNGです。

 

②刃物を使う

縁を切るので、縁起が悪いとのこと。

そのために、おせちを年末に用意して食べます。

 

③灰汁(アク)を出すこと

つまり、なにか灰汁の出るようなものを煮るなということです。

「灰汁」が「悪」を連想して縁起が悪いんですね。

もう、おとなしく料理はせずに

主婦のみなさん休んでくださいってことですね。

 

「一年の計は元旦にあり」といいます。

この他にも、ケンカはNG。

お賽銭以外のお金は使わない方がいいなどあります。

でも、神社でおみくじとか売ってますし

子供達はお年玉もらいますし、

使っちゃいたくなりますよね・・・。

 

忙しい、年末年始。

しっかり準備して、良い元日を迎えたいですね。

 

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