かのマリリン・モンローが帝国ホテルに宿泊した時に食べていたという「メルバ・トースト」。
パンをカリッカリに焼いたもので、主役にはなりにくいんですが、上にいろいろ載せてホームパーティで出すと、お洒落ですよ。
売ってもいるんですが、自宅で簡単にできるし、保存も利くので便利です。
(トップ画像:http://store.shopping.yahoo.co.jp/order-cheese-y/6310.html)
メルバトーストの作り方
余ったパンとオーブンがあれば簡単に作れます。
フライパンやトーストでもOKですよ(^^)
【材料】
・パン(食パン、バケットなど)
【作り方】
①パンを5mmほどにスライスします。
②オーブンは200度に温めておく。
③天板にスライスしたパンを重ならないように並べ、オーブンで数分焼く。
完成!
フライパンやトーストで焼いてもいいです。
水分がなくなり、カリカリになるまで焼きます。
焦げないように、注意をしましょう。
焼く際に、塩、こしょう、ガーリックパウダー、バジルなどで味付けをしても美味しいです。
ラスクの薄いやつをイメージしてくれれば、分かりやすいかも。
アレンジも自由自在ですよ。
本来の作り方は、食パンをトーストした後、2枚にスライスしてもう一度焼いて作ったそうです。
保存は、冷ましてから乾燥材と一緒に缶や密閉容器にいれて、常温保存できます。
そのまま食べてもいいですし、ツナ、オリーブ、アンチョビ、チーズ、ハム、リエットなどをのっけて食べても美味しいです。
可愛くおいしく飾り付けましょう!
メルバトースト名前の意味・由来
メルバトーストを考案したのは、近代フランス料理の祖。
ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ
19世紀末、エスコフィエシェフはサヴォイ・ホテルの料理長でした。
当時、最高の歌姫と言われたネリー・メルバというオーストラリア出身の歌手にちなんで作ったのが、「ピーチ・メルバ」というデザート。
彼女が出演した歌劇『ローエングリン』に因んで、氷で作った白鳥の器にバニラアイスクリームを盛り、その上に桃のシロップ煮を飾ったものでした。
同時に、体調を崩したメルバの為に、パリパリに焼いたトーストを考案。
「メルバ・トースト」と名付けました。
シェフは、メルバのファンだったんですね。
メルバトーストは、マリリン・モンローが食べていた?
マリリン・モンローがメジャーリーガーのジョー・ディマジオとのハネムーンに、日本に来ていたことは知りませんでした。
この時、宿泊したのが帝国ホテル。
当時の総料理長は、村上信夫さんという方でした。
マリリン・モンローが滞在中に朝食として食べていたのが、
・ラムチョップ
・メルバトースト
・スキムミルク
だったそうです。
朝からラムチョップとは、すごいですね。
マリリン・モンローのオーダーする食事は美と健康に気を使ったヘルシーなもの。
まだ日本でダイエットがそれほど意識されていなかった時代に、オイルカットや野菜重視のメニューを頼んでいたそうです。
当時の総料理長は、美意識の高さに驚いたそうです。
マリリン・モンローが愛したメルバトースト。
意外と日本で提供しているところが少ないのが気になります。
簡単に作れるし、アレンジも様々なんですが、認知度がなぜか低い?
という私も、ホテルで働いていたとき洋食シェフに教わるまで知らなかったんですが。
前菜作るときとか便利なんで、おすすめですよ~。
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