カリスティックで戦う、フィリピン国技「エスクリマ」とは?

マッド・デイモンがボーンシリーズで披露しているアクション、カッコいいですよね。

あの格闘技はフィリピンの「エスクリマ」というそうです。

カリスティック(オリシ)という棒を使う格闘技で、フィリピン国技でもあるそうです。

日本だと、Ⅴ6の岡田准一さんがやっているそうなんですが・・・

(トップ画像:http://4ch-matome.com/2014/10/09/171630.html)

 

エスクリマとは?

エスクリマ(Eskrima)、アーニス(Arnis)、カリ(Kali)とも呼ばれる格闘技。

フィリピンの国技で、学校の体育や、国体の正式種目にもなっているそうです。

 

なぜ、名前がいろいろあるのかというと、スペイン統治時代にスペイン人がフィリピンの格闘技を見て勝手に名前をつけていたから。

見たまんま好きなように呼んでいたので、いろんな名前がついちゃったんですね。

 

「エスクリマ」はスペイン語で、フェンシング。

「アーニス」はスペイン語で、鎧が由来。

「カリ」はフィリピンのビサヤ語。

kamot(手)とlihok(動き)の頭文字をとった言葉だそうです。

 

実践的な格闘技で、最近は様々な映画やドラマのアクションシーンに取り入れられています。

カリスティック(オリシ)を使う棒術の他にも、剣術、短刀術、双刀術、徒手空拳などの技術があります。

 

エスクリマを習った有名人

かの格闘家、ブルース・リーもエスクリマを学んだそうです。

映画『燃えよドラゴン』にも、ブルース・リーがカリスティックを使うシーンがあるそうです。

 

あとは、マッド・デイモンさん。

『ボーン・アイデンティティー』を始めとするボーンシリーズ。

マッド・デイモンさんに指導したのは、ジェフ・イマダ(Jeff Imada)という方だそうです。

 

そして、ボーンシリーズのアクションを参考に作られたのが『SP』

Ⅴ6の岡田准一さんですね。

中村頼永さんという指導のもと、かなり修練されたようです。

最近だと、福士蒼汰さんもエスクリマを習っているとか。

日本のアクションのレベルが上がっていきますね~。

 

エスクリマは、フィリピンの特殊部隊、アメリカの警察や軍でも採用されている実践格闘術。

だからこそ、映画やドラマがよりリアルになるんですね。

CGやワイヤーアクションもいいですが、やはり生身の人間の演技にリアリティが加わるのが最高です。

 

次のおすすめ記事

→  ベア・グリルス「人類史上最強の冒険家」のサバイバル術が勉強になる!?

→ 映画『オデッセイ』の意味は?原題『THE MARTIAN』もイイよね!【ネタバレ】

→ 『ハリポタ』マルフォイ役トム・フェルトンが親日家で、いい人すぎる!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です