ピーカンナッツが栄養豊富!くるみとの違いと効果的な食べ方!

クルミと同じクルミ科のピーカンナッツ。

ペカンナッツとも言いますね。

不飽和脂肪酸が多く、アンチエイジングに効果あり!と言われているスーパーフード。

糖質もナッツ類の中では低いので、ローカーボ(低炭水化物)ダイエットにもおススメの食材です!

 

ピーカンナッツ、クルミ、ピーナッツの栄養成分を比較してみた

※生ピーカンナッツの成分表示を探しましたが、見つからなかったためフライのもで比較してます。

生ピーカンナッツの成分は見つけ次第変更しておきます。ゴメンナサイ。

可食部100gあたりの栄養成分 ピーカンナッツ(フライ・味付け) クルミ(ロースト) ピーナッツ(ロースト)
カロリー 702kcal 674kcal 585kcal
タンパク質 9.6g 14.6g 26.5g
脂質 73.4g 68.8g 49.4g
糖質 6.2g 4.2g 12.4g
食物繊維 7.1g 7.5g 7.2g
飽和脂肪酸 7.40g 6.87g 8.95g
一価不飽和脂肪酸 37.33g 10.26g 24.44g
多価不飽和脂肪酸 24.06g 50.28g 14.75g
n-3系 多価不飽和脂肪酸 0.99g 8.96g 0.09g
n-6系 多価不飽和脂肪酸 23.07g 41.32g 14.66g
マンガン 4.37㎎ 3.44㎎
ビタミンB1 0.19㎎ 0.26㎎ 0.23㎎
ビタミンB2 0.19㎎ 0.15㎎ 0.10㎎
葉酸 43μg 91μg 89.5μg
ビタミンE(α-トコフェロール) 1.7㎎ 1.2㎎ 10.6㎎
γ-トコフェロール 25.0㎎ 23.6㎎ 7.1㎎

 

注目すべきは、脂質の多さ!

飽和脂肪酸が少なく、不飽和脂肪酸が多いです。

不飽和脂肪酸は、植物や魚の油に多く含まれる成分で、体、特に脳にいいと話題の成分ですね。

脳みそは、60%が脂質でできている器官です。

良質な脂質を取ることは体にとって、超大切!

トランス脂肪なんかが悪いって言われるのも、脳を構成してる大部分が脂質と思えば納得いきますね~。

 

そしてもう一つ、ピーカンナッツがアンチエイジングに効果ありと言われている理由が、ビタミンE。

特に、γ-トコフェロールの含有量はナッツ類でもトップクラス。

米国農務省が過去に発行した「抗酸化物質を多く含む食品」トップ20で、ピーカンナッツは14位。

ナッツ類では最高上位だったんですって。

 

ダイエットにもいいんですよ。

というのは、脂肪が多く、糖質が少ないから。

高カロリーで逆に太るイメージがありますけど、脂肪は腹持ちがよく、肥満ホルモンと言われているインスリンがほとんど出ないんです。

糖質を取ると血糖値を下げようとインスリンが出てしまい、結果的に体に脂肪として蓄えられていっちゃうんで。

低糖質・高脂肪なピーカンナッツは、小腹がすいた時の間食に最適なおやつです。

 

クルミとピーカンナッツの決定的な違い!

くるみ

突然ですが、クルミの実って脳みそに似ていません?

そのため、昔から食べると頭がよくなるって言われるんですって。

 

栄養成分みても、あながち迷信ではないですね。

現代で頭がよくなると言われている不飽和脂肪酸が豊富ですから。

 

クルミとピーカンナッツは、同じクルミ科です。

クルミは日本でも取れるし、見たことありますよね。

 

ピーカンナッツは、生産量のほとんどがアメリカ。日本でもちょこっとだけピーカンナッツの木があるそうです。

木になった状態のピーカンナッツの実

木になった状態のピーカンナッツの実

 

脂質が多いことから、別名「バターの木」と呼ばれているそうですよ。

アボカドは「森のバター」ですし、アメリカ人バター大好きだね!

 

クルミと違って、殻が薄いので素手で割れます。

(二個持って、ぎゅっと握りつぶすんです。ちょっと手が痛いけど・・・。)

味はクルミに近いですが、渋みというかえぐみというか、クルミ特有の苦みみたいなのが少ないので食べやすいです。

生でも食べられます。ローストやフライにしたり、お菓子つくりに使ったりして食べるのがポピュラー。

 

若返りたいなら、ピーカンナッツは「生」を買え‼ 1日摂取目安と効果的な食べ方

ピーカンナッツは、n‐3系不飽和脂肪酸が豊富!らしいです。

ちょっと、フライにした栄養成分しか分からなかったので、実際はどんなもんか不明ですが。

n‐3系不飽和脂肪酸は、熱にとっても弱いので、フライにしたのは大分失われているんじゃ・・・?

 

n‐3系不飽和脂肪酸ってのは、亜麻仁油やエゴマ油に代表される栄養素。

テレビで認知症に効く!とかやっちゃって、大人気になったやつですね。

テレビでもやってたように、酸化しやすい脂質なので、生で食べるのが一番効果的!

あとは、ちょっとだけローストすると、香ばしくって美味しいですよ。

 

しかし、どんなものでも食べすぎると毒になります。

まあ、カロリー高いんで、食べすぎると単純に太るし。

あと、味付けしてあるナッツだと塩分取りすぎになるので、体に悪いです。

ナッツの食べ過ぎで、腹痛を起こすこともあるので、食べ過ぎ注意な食材です。

 

目安としては、ピーカンナッツなら1日18粒前後と言われてます。

まあ、毎日だと飽きちゃうんで、数種類のナッツを用意して毎日ちょこっと食べるのがいいかなと思います。

アメリカでは、米食品医薬品局によって

「科学的な根拠は解明されていないが、毎日、食事として1.5オンス(42.5グラム)のナッツ類を摂取すれば、飽和脂肪とコレステロールを減少させ、心臓病のリスクを低減させる」

ナッツを食べよう!と推奨されてますし、日常にナッツを取り入れてみるといいかも!

ピーカンナッツは店頭販売はなかなか見つからないのですが、ネットですんなり手に入ります。

なんかのテレビで取り上げられちゃうと、一気に売れるので今のうちに買っとくのも手ですね。

 

次のおすすめ記事

→ エゴマ油の効能!加熱はNG!?「オメガ3系」の正しい摂り方!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です