おからパウダー、大豆粉、きな粉の違い!ダイエットに一番効果的なのはどれ?

低カロリー料理や、スイーツ作りに活躍!

かさ増しに、小麦粉代わりに使える、おからパウダー、大豆粉。

どっちも、大豆からできているんですが、何が違うんでしょう?

代用可能?

それに、きな粉だった、大豆ですよね?

何が違うのか、不思議じゃないですか?

 

ダイエットでカロリー控えたい方、必見!

おからパウダー、大豆粉、きな粉、

ダイエット食材ベスト1を検証します。

 

おからパウダー、大豆粉、きな粉、製法による違いと価格帯

大豆

ダイエットに効く!と最近、おからパウダーが人気急上昇!

スーパーなんかでも、見かけるようになりましたね。

買いやすくなって、嬉しいです。

テレビの影響で、一時は品切れしてましたが…。

 

一方、糖質制限している方の間では、常識の食材・大豆粉。

ふすま(小麦の外皮)と並んで、低糖質パンやスイーツ作りに欠かせません。

 

でも、おからパウダーも大豆粉も、原料は大豆

さらに、きな粉だって、大豆です。

何が違うのでしょうか?

まずは、製法による違いを比較してみます。

 

おからパウダー

豆乳を絞った残りカス、おからを乾燥・粉にしたもの

基本価格:1kg 598円~

 

大豆粉

生の大豆をダイレクトに粉にしたもの。

基本価格:1kg 1000円~

 

きな粉

大豆を炒って、粉にしたもの

基本価格:1kg 540円~

 

 

価格でいったら、

きな粉おからパウダー大豆粉

という順でお安くなっていますね。

きな粉が一番安いです。

 

大豆粉がダイレクト大豆に対し、おからパウダーは豆乳を絞ったあとのもの。

水分や余分な脂肪分が減り、食物繊維の割合が大きくなります。

 

おからパウダーときな粉は、加工途中で加熱されます。

生の大豆には、トリプシンインヒビターというタンパク質が含まれています。

この成分は、すい臓から分泌される消化酵素を阻害する働きがあり、加熱により分解されます。

でもまあ、大豆粉も調理過程で加熱するでしょうから、あんまり関係ないかな。

 

 

おからパウダー、大豆粉、きな粉、成分比較

100gあたりの栄養成分です。(参考:日本食品標準成分表2015年版)

おからパウダー 大豆粉 きな粉
カロリー(kcal) 350 466 450
タンパク質(g) 24.6 39.8 36.7
脂質(g) 15.8 22.5 25.7
糖質(g) 5.9 15.4 10.4
食物繊維(g) 45.2 13.2 18.1

 

かなり、差がありますね。

ダイエットという点でそれぞれの成分を見てみましょう。

 

カロリーは、低い方がいいですよね。

タンパク質は、筋肉を付けたいから多い方がいいですね。

特にダイエット中は筋肉量を減らしがちなので。

脂質は、量より質摂らなさ過ぎてもNG。

ただ、カロリーを抑えたいなら低い方がいいです。

糖質は、少ない方がいいですね。

食物繊維は、人によりけりですが、多い方がダイエット中はいいでしょう。

 

となると、タンパク質なら、大豆粉。

それ以外の全てのポイントで、おからパウダーに軍配が上がりました。

 

つまり、ダイエットに最もむいているのは

おからパウダーです。

 

さらに最近は、おからパウダーは体内で膨らむ性質があり、腹持ちが良いことも分かっています。

おからパウダーダイエットの本も出ているくらいです。

いつもの料理にかけるだけおからパウダーダイエット [ 岸村康代 ]

 

おからパウダー、大豆粉、きな粉、互いに代用可能か?

とはいえ、使う時にないってこともあります。

お互い、大豆だし。代用可能でしょうか?

 

これはね、ぶっちゃけ、使う料理によります。

 

例えばクックパッドのレシピにあるもので、「揚げ焼きチキン」。

これは、衣におからパウダーを使っています。

揚げ衣のように、使用量も少なく、まぶして揚げるという調理方法なら代用しても大きな違いはでないでしょう。

もちろん、味や触感は変わりますよ。

でも、レシピの分量通りなら、おからパウダーでも、大豆粉でも、他の粉でも、そんなに大きく失敗するようなことにはならないはずです。

 

一方、パンやパウンドケーキなどのお菓子類。

これは、代用すると失敗する可能性が高いです。

特に、イーストやベーキングパウダー、メレンゲが入るようなもの。

膨らませるという調理過程があるものですね。

これは、なかなか高度な調理科学によってなされています。

ちょっとした成分の違いで、大きな失敗につながる確率が高いです。

 

ただし、クッキーやブラウニーみたいな、膨らませない、もしくは粉の割合が低いお菓子なら大丈夫でしょう。

 

ケーキとかでも、必ず失敗するわけではないです。

何回か作ってみて、分量の調節を繰り返していくうちに、料理も上達しますしね。

いろいろ試して、自分の好みのレシピを作り上げるのも楽しいものですよ。

そもそも、小麦粉の代用として、おからパウダーや大豆粉を使うのですから。

 

最後に、私は大豆粉よりおからパウダー派。

おススメはこれです↓

粉が細かいので、お菓子作り向き。

揚げ物の場合は、もうちょっと粗目がおススメです。

 

おからパウダーに似てる、粉豆腐ってのもあります!

めっちゃ便利な「粉豆腐」‼信州でしか買えない?ネット通販と自宅で作る方法!!

 

糖質制限については、こちら

ぺこちゃん‐8㎏に成功したダイエット方法(糖質制限)の基礎知識!メカニズムとリスク