北欧産の赤い海藻「ダルス」が、なぜかアメリカで注目を浴びています！
アメリカと言えば、ダイエット大国！
「ヘルシーな海藻が、大好きなベーコン味！？
夢のような食材だよ！！！」
ってことらしいです。
健康野菜の代表格「ケール」に匹敵するブームを起こすかもしれないんだとか。
ところで、この赤い海藻、どっかで見たような・・・？
海に囲まれし海藻天国日本で、同じ海藻はあるのでは！？
ちょ～っと調べてみたら、やっぱりね・・・
（トップ画像：http://www.huffingtonpost.jp）
北欧のスーパーフード「ダルス」とは？
「ダルス」は、カナダや北欧諸国で食べられている海藻です。
紅藻類の海藻で、生の状態は赤茶色っぽいです。
ゆでると、鮮やかな緑色に変わります。
出典：https://www.foomajapan.jp/2015/academic/research/58.html
さて、ダルスが注目を浴びていたのが、
この 緑色！
加熱により緑色に変化したあと、加工しても緑色を保持しやすいという特性があったからでした。
これによって、加工食品（特にレトルト食品）に鮮やかな緑色を演出できるのではないかと、注目を受け、北海道などで研究されていたようです。
カナダや北欧諸国では、海藻サラダとして食べられています。
他にも、乾燥させたダルスをチップス感覚で食べたり、ソースを作るのに使ったりするそうです。
ダルスは他の海藻に比べて、タンパク質が豊富です。
さらに、ヨウ素などのミネラル、ビタミン、抗酸化物質もたくさん含まれています。
その栄養価は健康野菜ケールの2倍とも！
スーパーフードとしても注目が高まっている食材です！
「ダルス」の特性！アメリカではベーコン味に食いついた！
栄養価の高いダルスは、もともとアワビの餌にしようと、アメリカの大学が大量繁殖の研究を始めたそうです。
しかし、食べたら美味かった！
「揚げるとベーコン味だし、アメリカでベジタリアン向けにも売れるんじゃないか？」
発想が変わり、アメリカで健康食材として普及させよう！ということになりました。
そして、通常よりも速く確実に成長する新種のダルス「C3」を開発。
「ケールはあまり美味しくありませんが、それでも社会現象になりました。
だからダルスもケールのようなブームになるはずだと直感したんです」
2015年、いざ、市場に投入！
・・・しかし、国民に浸透するのには時間がかかりそうな感じだそうです。
まだ消費者側の関心を買えてないのが現状の模様。
健康やダイエットに良くて、しかもベーコン味です。
（ベーコン石けんがあるくらい、ベーコン大好き国ですからね。）
ちょっとしたきっかけで、アメリカならブームになりそうなものですが・・・。
「ダルス」は日本でいうところの「あかはた」！？
赤茶色で、茹でると緑色になる海藻。
そういうの、日本にもありそうだな～と思って探してみたら、やっぱりありました！
青森県八戸で食されている、「あかはた」と呼ばれる海藻です。
確かに、赤茶系で、茹でると緑色に変化します。
ただし、「あかはた」は複数の紅藻類の呼称のようです。
「ダルス」とは同種もあれば亜種もある。
というか、主に「あかはた」の名で売られているのは「アカバギンナンソウ」というものだそうです。
こちらは「ダルス」の隠蔽種（元は同種として認識していたけど、やっぱり違う種かもしれないという曖昧なやつ）ではないかと。
確実に「ダルス」を食べてみたいなら、やはり輸入品に頼るしかないようですね。
ネット通販探したら、楽天でフツーに売ってました。
50gで、1296円＋送料 だそうです。
乾燥しているので、戻すとどれくらいの量なんでしょうね。
赤いってことは、生を乾燥させているんですよね。
ベーコン風味を試すには、一度水で戻してから揚げなくてはいけませんね～。
海藻にしてはタンパク質が多いので、そのためベーコンみたいに感じるのかもしれません。
揚げれば、カリカリベーコンを再現可能かも？
健康云々抜きにしても、面白そうなので、いつか試してみたいです（＾＾）
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