つい先日に最終回を迎えたドラマ『〇〇妻』。
柴咲コウさんの怪演が好評で
視聴率も2桁をキープしたまま終了。
気になるのは、結局『〇〇妻』の
〇〇って何が入るのかということですよね。
『〇〇妻』最終回ネタバレと、視聴率の推移
最終回では、久保田正純(東山紀之)と
〇〇妻・ひかり(柴咲コウ)が
契約結婚ではなく正式に結婚し夫婦となり
結婚式も挙げて、久保田家も和解し
ひかりも母の千春(黒木瞳)と関係を修復し
ハッピーエンドで終わりたいところでした。
しかし、ひかりは正純を庇い
階段から落ちて入院。
正純が一日だけ、かつてキャスターを務めた番組
「ニュースライフ」に出演したのを見届けたあと
息を引き取ってしまうという
悲しい終わり方となっていました。
結局、罪を犯した人間は幸せになれないのでしょうか?
後味の悪い結末に、がっかりしたのは
私だけではないようで
ネット上には納得いかない、
何が言いたいのか分からなかったという声が
多数あがっていましたね。
視聴率は初回14.4%から
契約妻が発覚直後の2話めが15.2%
以降、13.9% 15.2% 14.7% 13.3% 14.3%
と順調に2桁半ばをキープ。
ひかりの罪が発覚し正純と別れたあと
トラックに轢かれた直後の第8話が
12.9%と一番低くなりました。
9話と最終回の10話でそれぞれ、13.9% 14.7%と
好視聴率をキープして終わったみたいです。
今季のドラマの中では高い視聴率でした。
しかし、残念なことに一番気になる『〇〇妻』の『〇〇』に
何が入るのかはドラマ中では明かされませんでした。
『〇〇妻』、〇〇の真相!
ドラマの中では明かされないままだった『〇〇』ですが
ノベライズ本では真相が語られています。
当初、『〇〇妻』は『契約妻』であることを
スタッフに隠すための仮タイトルだったそうです。
それが定着して、そのままドラマ本編でも
『〇〇妻』と謎めいたタイトルになったそうです。
いざ、フタを開けてみると第一話に契約妻が発覚し
様々な方がタイトルを『契約妻』と勘違いしてしまったようで
番組公式HPでドラマのタイトルは『契約妻』ではないと
注意書きが出るようになりました。
終わってみれば、〇〇に入る言葉はハッキリ明かされず
視聴者の想像によって変わるという感じでした。
脚本の遊川和彦さんがノベライズの最後で書き記してますが
『〇〇妻』というドラマは、久保田正純にとって
『俺の妻』の物語だった、と。
『〇〇妻』は結局、見る人や登場人物一人ひとりにとって
それぞれの〇〇が入るということでしょうか。
私が見たドラマのイメージでは『贖罪妻』かと思います。
それほど、罪の意識で苦しむ柴咲コウさんの演技が
ご本人が持つミステリアスな雰囲気も手伝って、印象的なドラマでした。
また、面白いと思ったのが遊川和彦さんの登場人物の名づけ方で
例えば、黒木瞳さんが演じたひかりの母
井納千春は、「いのうちはる」⇒「いのる」⇒「祈る」
からきているんだとか。
他にもそれぞれの名前に意味があるそうで
ノベライズ本に詳しく書かれていました。
構想が、「人間だけができること、笑うことと祈ること」
からきていることとか、その辺を知ってから見返してみれば
また違った印象を受けるのかもしれませんね。
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