一生ものの高級本つげ櫛は、憧れ。
しかし、私の場合は一年以上お湯だけで洗う「湯シャン」を実践しているため、櫛の汚れ具合が半端じゃないです。
普段は木櫛に油を染み込ませたものを使っていますが、汚れがたまりやすく、お手入れが欠かせません。
プラスチック製の櫛と違い、水洗いは絶対できません!
そんな木櫛の汚れは、歯ブラシでお手入れしています。
簡単に汚れが取れるので、おススメですよ。
具体的なやり方をご紹介しますね。
木櫛を使うメリット
女性なら、毎日髪の毛をブラッシングしますよね。
せっかく綺麗に洗って髪を梳かしても、肝心要の櫛が汚れていたら髪の毛はキレイになりません。
道具のお手入れは、美しさへの最低条件です。
私は木櫛を愛用しています。
最初の頃は、衛生的だと思いプラスチック製の櫛を使っていました。
水洗いできますからね。
でも、プラスチック製だと静電気と摩擦で、髪が傷みやすいんですね。
ずっと切れ毛・枝毛に悩んでいたのですが、木の櫛に変えたところ、ほとんど静電気がおきなくなり、切れ毛・枝毛も減りました。
とはいっても、ただ木製の櫛ではダメみたいです。
木製の櫛に、油を染み込ませたものが良かったようでした。
簡単!つげ櫛のような木櫛の作り方
つげ櫛は、椿油などの油を染み込ませて使います。
つげ櫛で毎日梳かすことで髪を艶やかに保ってくれるので、昔からの日本女性に愛用されてきました。
ただ、値段が高いんですね。
本つげ櫛となると、数万円以上します。
そこで、他の木櫛で代用できるものはないか?
櫛に使う木は歯が欠けないような丈夫なものが向いています。
そこで、使うのは100円均一の木櫛。
だいたいの100均の櫛が、桃の木か中国産のつげで作られています。
どちらも硬質な木材ですので、櫛に適していますね。
この木櫛の表面を紙やすりで削り、椿油などのヘアオイルを塗りラップで包んで一週間ほど染み込ませます。
こんな感じになります。上が油を染み込ませたもの。下は未使用品です。
オイルは椿油でも杏子油でも、お好みの香りがするものでいいです。
ただ、オリーブオイルなど、食用の物はやめましょう。
食用油と美容油では、精製具合が違います。
美容用のオイルを使用して下さい。
あと、純粋にオイルだけの余計な添加物を含まないもので。
成分表示を見れば、オイルだけか、添加物入りか分かりますので。
十分に油が染み込んだら、表面の余分な油分をティッシュなどで綺麗に拭き取り、完成です。
毎日梳かすことで、櫛からじんわりしみ出す油が、髪が艶やかに保ってくれます。
また、髪どおりが滑らかで静電気がほぼ起きません。
静電気が起きないので、冬場でも広がりにくく、髪の毛がまとまり扱いやすいですよ。
木櫛のお手入れ方法
水と油の言葉通り、木櫛の水洗いは絶対NGです。
とはいえ、髪を梳かすとほこりや余分な皮脂など、櫛に汚れがつきます。
汚れた櫛で髪を梳かすのは、逆効果。
お手入れは、汚れ具合にもよりますが、毎日行った方がいいです。
特に、私はお湯だけで洗う湯シャンをしているので、一回でも目に見えるくらい櫛が汚れます。
そのため、毎回ほこりや汚れを落とすようにしています。
最初は面倒だと思いましたが、歯ブラシを使えば簡単に落とせます。
汚れがいっぱい溜まってから落とすより、毎日やった方が短時間で簡単に済むので、今では毎日やっています。
では、具体的なやり方。
櫛に使い古した歯ブラシを通すだけ。
逆側からも。
これが普段私が使っている歯ブラシ。
こんな感じで、ゴミを取ります。
簡単ですね。
また、櫛が乾燥してきたな~と思ったら、油を塗ってラップで包み、油分を補給してあげます。
乾燥具合は使っている感覚で、なんとなくやっています。
でも、1か月に1回は油分補給してますね。
使っているのは椿油です。
木櫛に変えてから、目に見えて切れ毛・枝毛が減ったし、何より静電気が全然起きなくなりました。
それに、安いプラスチック製の櫛を使っていた頃は、失くしたり、汚れたから捨てたりしていましたが、木櫛はずっと使っていますので、経済的にも環境的にも良い結果になりました(^^)
100均の櫛で十分な威力を発揮するので、ホントにおススメですよ。