教員免許の更新を受けず、を失効している人が、毎年100人前後もいることに驚きです!
大学4年間もいって取った免許を、更新忘れて失効しちゃうなんて、勿体ない!
そもそも、教員免許に更新なんてあるんですね。
一生ものの資格かと思っていました。
2009年より制度が変わって、免許更新しなくてはいけなくなってたんですね。
教員免許の有効期間は10年間
2009年より制度が変わり、教員免許は10年に1度の免許更新が義務付けられました。
更新のためには、大学などが実施する合計30時間の免許更新講習の受講・修了が必要です。
2009年以降に発行された教員免許には、有効期間満了日が記載されています。
講習は、有効期間満了日の2年2か月前から、2か月前までが受講可能です。
猶予期間が2年もあるんですね。
でも、合計30時間となると、毎日4時間受けても一週間以上もかかるじゃないですか。
2009年より前に発行された教員免許には、有効満了日が当然ありません。
その場合、現職教員は10年に1度、更新講習の受講を義務付けられています。
それ以外の、ペーパーティーチャーの免許はそのままにするということになっています。
ややこしいですねぇ。
なぜ気づかない?教員免許更新時期
新制度で、ちょいややこしい教員免許更新制度。
その為、免許更新に気づかず、教員免許が失効したまま教壇に立っていたという事例が発生しています。
失効に気づかない原因は、いくつか考えられます。
まず、教員免許更新は期日が近づいても特別通知があるわけではないようです。
教員各自が、自分の有効満了日を確認し、文部科学省や大学のホームページ等を確認して、受講したい免許状更新講習を選択、受講を申し込む必要があるのです。
そりゃ、忘れることもありますよね・・・。
また、更新猶予期間が2年間と長いのも、一因だと思われます。
免許有効満了日2年前に気づいても、
「まだ、2年もあるし」
と思えば、すぐに受講しないのは、人間の性ではないでしょうか。
早く済ましておけばいいものを、まだ時間があるからと先延ばしにしてしまう。
気持ち、分かります(^^;)
やがて、忙しくなると有効期間満了日なんて忘れちゃっているんですよね。
未来の自分を信頼した結果・・・ってよくあることです。
さらに、最初に取った免許が2008年で、あとから別の教科の免許を取った場合、最初の免許の有効期限に気づかず失効してしまったケースもあるそうです。
移行期間は、許してあげればいいのに。
教員免許を失効してしまったら・・・?
もし、有効満了日を忘れて失効してしまった場合、免許状を免許管理者に返納することになります。
その上で、更新講習を受講・修了。
免許管理者へ申請して免許再発行できます。
良かったですね。
ちなみに、飲酒運転などの教育職員免許法第10条、第11条に基づく非違行為などによる失効の場合は、3年間は免許再発行できません。
3年間に有効満了日を超した場合は、更新講習を受講する必要があります。
懲戒免職の場合は、免許再発行できるかどうかは、その事情によるようです。
仕方ないですね。
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