『NANA』21巻以降の展開は?【22巻ネタバレ注意】

マンガ

矢沢あい先生の少女漫画『NANA』。

2016年5月現在も休載中です。

2015年にNANAの22巻出るかと予想していたんですが、見事に外れてしまいました。

まあ、富樫先生の『ハンター×ハンター』も再開したことだし、気長に再開を待つばかりです。

とにかく、完結させて欲しい!それ以外、何も望みませんから。

 

 

なお、Cookie本誌では21巻の続きの82話、83話、84話が掲載され、以後休載となっています。

(ここから先は、22巻のネタバレになりますので自己責任でお読みください。)

 

『NANA』82話あらすじ・ネタバレ

蓮のお葬式の後、喋らなくなったナナを支えるべく、奈々はナナ達の寮に住みこむ事になります。

半月くらいたっても奈々が寮に居るので、ノブの彼女の百合はイライラ。

ノブに文句を言ってつっかかります。

 

一方、ナナは喋りませんが、奈々とシンのやり取りを見ながら、クスッと笑顔を見せました。

 

その後、奈々が蓮にお線香を上げている所へノブがやってきます。

奈々はナナの様子を嬉しそうにノブに伝えます。

そこで、一旦家に戻るが直ぐ帰ってくるという奈々に、ノブはしばらく帰った方がいいと進言。

タクミも奈々がいつまでも寮に居るのは面白くないだろう、と。

しかし、奈々はタクミからは半月以上連絡がない、それもいつものことで平気だと言います。

ノブは驚きをあらわにします。

 

タクミは入院したレイラのそばにいました。

ヤスとナオキもお見舞いにやってきます。

レイラは一時的な記憶障害なのか、蓮の死を受け入れられないのか・・・

「レンはいつ日本に戻れるの…?」

「竹ちゃんに聞いとくよ」

タクミはレイラに合わせてあげます。

三人とも複雑な面持ち・・・ナオキの目に涙が光ります。

 

一方、奈々とノブは再び心を通じ合わせます。

ノブは子供は寮で育てればいい。奈々はずっとここにいればいいと言います。

お互い蓮を思い出し、泣きながら抱き合う二人。

 

 

 

ねぇレン…

正しいとか間違いとか

裁いて科せられた罰さえ赦しあった罪を悲しみのせいにはしないよ。

この手に残されたもの全てが尊く思えた。

愛しさがただそこにあった。

 

『NANA』83話あらすじ

レンが、いなくなってから

ナナは婚約指輪を

いつの間にか右手にしていた

はめ続ける事も外す事も出来ずにいる

ナナを置き去りにしてまで

手に入れたい未来なんて何もない

ノブと抱き合いながら、いろいろと思い出し後悔する奈々。

ノブのケータイが鳴ります。

 

タクミはマネージャーのマリちゃんに電話。

「レイラの子守りは、もういい。新しいギタリストも探さなくていい。

心配すんなって。トラネスが潰れても、会社は潰さねえよ。

少なくともマリちゃんが嫁に行くまではね」

 

百合はノブに電話をしますが、奈々と一緒にいるノブは出ません。

「何で出ないのよ。もう、あんな女、早く寮から追い出してよ!」

百合は激おこです。

 

 

奈々はさっきまで鳴っていたケータイを気にしていました。

ノブの彼女からでは・・・?

章司に浮気されていたとき、電話が繋がらなかった過去を思い出します。

抱きしめて離さないノブから、キスされそうになり、奈々は拒みます。

「嫌なら、上がって来んなよ。何考えてんだよ…いい加減に、してくれ…」

ノブは傷つき、しゃがみこみます。

 

違うの…あたしは彼女を傷つけたくないだけで、

ノブを傷つけるつもりは、なかったの。

二度と傷つけたく、なかったのに

 

奈々の泣き声を聞き、ナナとシンが二人のところへ駆けつけます。

ナナはノブの胸ぐらを掴み

「おまえはハチの幸せの為に身を引いたんだよな?

それでも辛抱ならねえ程結局ハチ公が好きか」

「好きに決まってんだろ!!」

「ならケジメつけろ」

ノブを殴ります。

喋ったナナに感激して抱き付く奈々。

抱きしめ返すナナ。

微笑むシンとノブ。

シンは蓮の遺影に手を合わせながら

「良かったねレン。ナナさんがやっと来てくれたよ」

「うるせえよ!男なんか、みんな死んじまえ!」

すかさずツッコむナナ。いつもの楽しい空気に戻りました。

 

「で、どうするの?」

美雨に冷静に指摘され、奈々はノブとタクミについて思いを巡らします。

「タクミとノブと…本当はどっちが好きなの?」

奈々の思いは複雑です。

タクミは倒れたレイラに付きっきり。

レイラとシンの関係。

ナナを置いて離れる気にもなれない。

今は、別れ話をする気力もない・・・。

 

一方ヤスは実家に帰省。

そこで詩音からナナの母親、美鈴がナナに会いたがっていると聞きます。

 

「奈々が戻る前に退散したいのにこれじゃ動けねえよ。どーしよ」

ノブの膝枕で眠るナナ。

それを微笑みながら見ているシン。

 

ねえ、レン

レンがいなくなってから、

あたし達は絶望的な喪失感の中で

意地を張り合う気にもなれずに、バカ正直に想いを曝け出して

取り戻せた物も沢山あったんだよ。

あたし達の真っ直ぐな想いは、確実にナナの心にも届いていた。

だから、あたしは今も

希望を捨てられないんだよ

 

『NANA』84話あらすじ

ナナが心を開いてくれたのが嬉しくて

スキヤキの材料を買おうとしたら

こんな時に贅沢だとミューさんに怒られた

お祝いはナナが、またステージに立つ日まで

取っておくべきだ、とも言われた

だけど、もしナナが、また歌ってくれたなら

スキヤキなんかじゃ収まらない

 

ナナが喋ったお祝いに、ナナと奈々、ノブ、シンは部屋でスキ焼パーティー。

食後はカラオケ!(ただしマスコミの目があるので外出はせず。)

そこにヤスと美雨が来て、ナナにあとで大事な話があると告げます。

 

みんなから少し離れた席で、奈々は、ヤスからレイラとタクミの話を聞きます。

タクミからは相変わらず仕事の話しばかりで、奈々の話題は出ませんでした。

そのことにショックを受ける奈々。

 

奈々は明日、レイラのお見舞いに行って、タクミとも話して来ようと思うとシンに言います。

「僕は行かない。ハチも行かない方が、いいよ。ハチが行ってもレイラさんは喜ばない。ストレスになるだけだ」

(レイラは)結局どうしようもなくタクミを好きなんだよ。タクミに会うなら、別の場所にしてあげてよ」

シンの意見に対し奈々の思いは否定的です。

でも、あたしにはタクミもレイラさんを好きに見える。あたしより誰より

 

カラオケ大会の最中、百合が帰ってきます。

ナナが元気になっているのを見て、

「タク妻に、もう付いててもらう必要ないんじゃないの?」

あわててノブが連行。

しかし、ナナは百合のこの一言に傷ついた様子でした。

 

 

 

・・・とここで本誌では終わっていたんですね。

84話だけ短かったんですよね。

おそらく1話を2つに切って載せる予定だったんではないかと・・・。

 

これが2009年発売のCookie7月号掲載分までですので、もう7年もお休み。

続きが気になってしょうがないです。

ですが、無理もしてほしくないので・・・。

どうか完結だけでもしますようにと願うばかりです・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です