宮藤官九郎さん脚本のドラマ「ゆとりですがなにか」。
吉田鋼太郎さんの役どころが、「レンタルおじさん」。
なんだそれ?と思ったら、実際にあるサービスなんですね。
しかも1時間1000円。お安~い。
しかも日本全国出張(別料金)してくれるとか。
面白すぎるサービスの実態は、果たして・・・
※トップ画像のおじさんはレンタルできません。
「おっさんレンタル」とはどんなサービス?
名前のとおり、おっさんを1時間1000円でレンタルできるサービスです。
やり方は、いたって簡単。
おっさんレンタルホームページにアクセス。
好きな「おっさん」をクリックして、数量(時間)を選びカートに入れる。
直接会うもよし。
「おっさん」によっては、スカイプ、ライン電話でのレンタルも可能。
日本全国活動範囲にしている「おっさん」は移動時間のレンタル費用と交通費を払えば、出張サービスもしてくれるという。
すごいサービスですね。
借りる人いるのかと思ったら、年間400件もの依頼があると。
1日1人以上の「おっさん」がレンタルされているという驚愕の事実!
借りられる「おっさん」はだいたい40代~50代。
レンタル目的はいろいろ。
飲み会ゲスト、恋愛相談、人生相談、ただの話し相手、なんでもござれ。
レンタルすると、メールで打ち合わせ。
いつ、どこで会うとかそんなことを決めます。
レンタルできる「おっさん」のラインナップは、けっこうスゴイ経歴の方が。
これは、人生相談したくなるかも・・・。
西本貴信さんは、なぜ「おっさんレンタル」を始めたのか?
この「おっさんレンタル」主催しているのは、西本貴信さん。
もちろん、彼自身も「おっさん」としてレンタルできます。
が、彼を借りることは一度きりしかできないようなので、レンタルするには慎重になりますね~。
西本さんの本業はファッションプロデューサー。
イケメンなおっさんです。
奥さんは19歳も年下。モテるな、このおっさん!
「おっさんレンタル」を始めた理由は、
若い人と、おっさんとを繋ぐコミニュケーションツールとして始めました!
極端な話ですが、定年したおっさんが、日々、暇していて、若い人に今までの経験、スキルでアドバイスして、自らも新たに輝き、互いに友情が深まる。
こんな愛に満ちたストーリーを生み出したく始めました^ – ^
おっさんレンタルは、日本が抱える高齢化社会問題の解決、社会貢献であると考えています!(引用:ossanrental.tokyo)
本業もあるし、お金は目的じゃない。
お金をもらうことで、依頼者と「友達」ではない、距離感を保つのが目的だそうです。
だから、1時間1000円。時給で考えても安いよね。
西本さんにマージンや手数料は入らず、レンタル費は借りられた「おっさん」達の個人管理だそうです。
家族や友人には言えなくても、見知らぬ他人だから言える悩みもありますよね。
そういう相談事を目的にレンタルする方が多いそうです。
自分の全然知らない業界の話聞けたり、マジなアドバイスがもらえたりするみたいです。
西本さんは父親を早くに亡くし、母親も30代の時に亡くなられているそうです。
「命には限りがある。みんな、楽しいことしぃやと思ってる。
誰にも言えない悩みがあれば、最悪の道を選ぶ前に、おっさんをレンタルして欲しい。
なんか笑えるでしょ?
僕に会ったらいいことがある。だって僕は前を向いてるから」
うわー、何このセリフ。レンタルしてみたくなっちゃうじゃないですかー!!
なお、「おっさんレンタル」の「おっさん」は、西本さんが面接してちゃんと大丈夫だって人だけ登録されているそうです。
クレーム対応は西本さん。問題があれば「おっさん」を削除する場合もあります。
管理はしっかりしているようで、安心してレンタルできますね。
何気に、「おっさんレンタル」を作っているサイト「BASE」も気になりました。
無料で簡単にネットショップが作れるってやつですね。
個人で簡単にネットショップが作れて、面白いサービスがどんどんできているんですね。
ネットの世界は広いな~と思いました。
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