最近、50才過ぎの方々に黄斑変性症なる目の病気が増えているそうです。
なんと、海外では失明率第1位!
日本でも、第3位という大注目の病気なんですね。
そんな、黄斑変性症について調べてみましたら、結構おそろしい事実が・・・
失明率№1!黄斑変性症の原因と症状
海外では、実に失明率第1位のこの病気。
イギリスでは失明者の50%が、この病気というから驚きです。
黄斑変性症とは、目の網膜の中心部にある、直径2ミリの「黄斑」部の機能が低下するために起こります。
こうなる原因は大きく2つに分けられ、一つは「老化」によるもの。
動脈硬化による血流低下が原因と考えられています。
もう一つが、「新生血管」によるもの。
毛細血管が目詰まりしたため、新しい血管ができるのですが、本来できないはずのこの血管は壁が薄く、すぐに破れて出血してしまうのです。
黄斑変性症になると、見るモノがゆがんだり、中心がぼやけて視界がせまくなります。
両目で見ると違和感が無いため、気づかずに病状が進行することがあります。
病状が進行すると、視力が低下していき、失明することもあります。
黄斑変性症の自己チェック方法
画像の中心の点を、片目でご覧ください。
①部分的に線が曲がって見える
②部分的にゆがんだり、ぼやけてる
③格子が部分的に欠けて見える
このような見え方があれば、黄斑変性症の可能性があります。
眼科に行って調べたほうが良いでしょう。
【予防法】黄斑変性症にならないために!
黄斑変性症は現在、特効薬がありません。
治療方法も決定的なものがないのが現状です。
目の黄斑部は、まともに紫外線を受けるため、活性酸素が発生し、黄斑変性症の原因となります。
対策としては、
①紫外線カットのサングラスをする。
②喫煙・飲酒を控える(活性酸素が発生するため)
③抗酸化作用のある栄養素の摂取(緑黄色野菜など)
特に③の、抗酸化作用のある食物ですが、代表的なのが緑黄色野菜!
中でも、カロテノイド系のルテインが多いホウレン草がおススメです!!
(ケールはもっと多く含まれてますが、日本では一般的でないので。)
実は、欧米各国の方に黄斑変性症が多いのは、野菜の少ない食文化と、目の色に原因があります。
日本人は目の色が黒く、紫外線の影響を弱めますし、食生活も野菜や穀類中心で、高脂肪の肉や乳製品をとる量が少なかったため、黄斑変性症は少なかったんですね。
ここ数年で増加してるのは、食生活の変化と紫外線が大きな要因でしょう。
決定的な治療法がない病気ですから、なるべくならないように。
健康に良いとされている、昔ながらの日本食を食べる!
疑わしい時は、さっさと眼科にいくのが最善策のようです。
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