免疫ビタミンと呼ばれるスゴイ成分、LPS（リポポリサッカライド）。
認知症、花粉症、インフルエンザ、アトピーにも効くという、夢のような物質。
人間が体内で作り出すことができないので、口か皮膚から摂取するしかないそうです。
では、どんな食べ物を、どうやって食べれば LPS を効果的に摂ることができるのでしょうか？
LPS（リポポリサッカライド）の働き！
LPSとは、土や野菜の中にある微生物の成分の一つ。
人間が体内で作り出すことはできないので、食物を食べて取り込むしかないのです。
LPSは、口から摂取すると粘膜を通じて免疫細胞マクロファージを活性化してくれます。
マクロファージさんは、病気の原因となる異物や細菌を食べてくれる細胞。
私たちの体内で健康を守ってくれています。
出典：漫画「はたらく細胞」著：清水茜
（※実際のマクロファージは美少女ではありません。
でも、体の細胞のはたらきについて楽しく学べる、ためになる漫画です。）
LPSは最近の研究で注目が高まっている成分です。
というのも、様々な効果があることが明らかになっているんですね。
例えば、以下の症状の予防に効果的と言われています。
・感染症
・骨粗しょう症
・糖尿病
・高脂血症
・ガン
・アルツハイマー病
他にも、インフルエンザ、花粉症、肌に塗ってアトピーにも効くとか。
これは、スゴイですね。
LPS（リポポリサッカライド）含有量ランキング！おすすめ食材は？
大人１人のLPSの一日推奨摂取量は500μgといわれております。
LPSは漢方薬に多く含まれているそうです。
ですが、普通に身近な食材でも摂れるものがあるそうですよ。
「世界一受けたい授業」で紹介されていた、LPSを多く含むおススメ食材TOP５は以下の通りです。
1位 玄米
2位 めかぶ
3位 れんこん
4位 ひらたけ
5位 岩のり
また、全粒粉（外皮も含む、いわゆる星のある蕎麦）十割蕎麦も一食でLPSを多く摂れるのでおススメだそうです。
一日の目安摂取量の半分以上が摂れます。
LPSは乳酸菌と一緒に摂ることでマクロファージの活性化に相乗効果があることが分かっています。
乳酸菌・・・ヨーグルトなどの発酵食品を一緒に食べるといいってことですね。
LPSは加熱による損失も少ないので、めかぶの味噌汁もいいそうです。
れんこんは、おろしてつゆに溶かしてもOK。
しかも、過剰摂取の心配もなし！
というか、摂り貯めしても効果はないので、毎日摂ることの方が大事だそうです。
色々な論文を見てると、実験の摂取量が様々です、これは目的の違いだと思いました、つまりインフルエンザにならない予防と癌を治療するのとは使用レベルが違うような物でしょうか。
免疫の本などからは、予防に使うなら200μg～500μg/日を接種するのが良さそうですが、薬と違いLPSは取る量が多いほど効果が比例して良くなっているようです。糖尿や積極的なダイエットや美容を求めるなら1200μg～3000μgを取っても取りすぎにならないんですね。
調子のいいとき500μg
調子の悪い時1500μgくらいがいいでしょうか。
（引用：LPSリポポリサッカライドの選び方を考える？）
なるほどね～。まあ、毎日玄米ご飯2杯分くらい摂っておけば、500μg以上は摂れるってことですね。
サプリと保湿クリーム、効果はあるの？
手軽に毎日摂れるサプリメントはあるのでしょうか？
また、肌に塗っても効果があるそうですが、クリームは一般販売されているのでしょうか？
探してみたら、まず、サプリメントは一応ありましたね。
ただし、純粋に LPS だけってのはありませんでした。
LPSで検索すると出てきますので、リンクは貼りません。
そして、保湿クリームとか化粧品関係も、検索したら出てきました。
例えば、コレ↓
しかし、効果のほどは不明です。
まだ最近出始めた商品ばかりなので、しばらくは様子見したいと思います。
食品で摂れるなら、食品で摂るのが一番いいかと思いますしね。
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