最近、世界のセレブの間では「シリカ水」なるものがブーム。
美容、アンチエイジング、コラーゲンの次にくるのがシリカ!という話です。
シリカって何ぞや?と思ったら、「ケイ素」のことでした。
ん?「ケイ素」って地学で習ったぞ。
確か石英・・・クオーツ、つまり水晶、英語でクリスタル???
クリスタルガイザー?関係ないか(笑)
鉱石が体にいいって、いったいどういうことなのか、勉強しますよ~!
鉱物じゃないの?シリカとは?
シリカ(英: silica)は、二酸化ケイ素(SiO2)、および二酸化ケイ素によって構成される物質の総称です。
つまり、石英、クオーツ、水晶、クリスタル、玻璃、全て「シリカ」。
結合の形が違うだけなんですね。
分かりやすいもので、カーボン(炭素)と同じです。
結合の形によって、黒鉛にもダイヤモンドにもなりますもんね。
この「シリカ」は自然界の中に様々な形で存在しています。
例えば、ガラスの材料となる珪砂。
地面、土にはシリカがたくさん含まれていて、地殻の60%がシリカを含む鉱石でできているそうです。
そして、生物の体もシリカを含んでいます。
シリカは人間の体内では生成されないので、外から取り入れるしかないんですね。
こういう、体内で作れない無機物を、「ミネラル」といいます。
つまり、「シリカ」って鉄やカルシウムと同じ、人に必要なミネラルの一つなんです。
シリカは、食物にも微量に含まれているので、シリカが体にいいからって石英を食べろってことにはなりません。
鉄分が鉄の形で摂れないように、シリカも人が摂取できる形にして摂る必要があります。
シリカの体内での働きは?健康・美容効果!
「シリカ」は人間の骨、皮膚、爪、髪の毛などに存在しています。
「シリカ」の働きは以下の通り。
・コラーゲン生成を助ける
・頭皮を柔らかくする
・歯のエナメル質強化
・爪の生成を助ける
・髪の毛の艶とコシを保つ
・細胞壁の弾力を維持
・カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする
その他もろもろ、体の土台形成にシリカあり!です。
特に、コラーゲンの生成にはシリカが必須なため、美肌や若々しい艶髪のためにシリカを積極的に摂るのがセレブの流儀みたいです。
ちなみに、コラーゲンを口から摂っても、結局分解されて体内に吸収されるため、体内で生成してもらわないと美容効果はありませんからね。
シリカは、年齢を重ねるごとに減っていくため、食事から補給することが必要です。
成人の1日のシリカ消費量は約10mg。
今のところ人工的に作ることができない成分です。
サプリメントもありますが、野菜、ミネラルウォーター、海藻、貝類など、自然から採れるもので摂取するのがいいでしょうね。
食べ物ただと、玄米やほうれん草、バナナやレーズンに多く含まれています。
「シリカ水」は流石のセレブ価格だった!
では、シリカを含むミネラルウォーターは何があるのでしょうか?
ちなみに、「クリスタルガイザー」の成分表示にシリカ(ケイ素)はありませんでした(笑)
なお、「シリカ」は不溶性と水溶性があります。
鉱物由来、つまり石英とか珪砂状態が不溶性シリカ。
天然水や食物に含まれているのは、水溶性シリカ。
体に吸収されるのは、まあ、水溶性ですよね~。
では、シリカが多く含まれているミネラルウォーターにはどんなものがあるのか?
まずは、「珪素のちから」
世界初の特許製法で、シリカを完全に水に溶解させた水です。
シリカ含有量は、7.5mg/100ml(7570ppm/100ml)
お値段は、驚きのセレブ価格!
1本(500ml)2万円です。
では、天然水でシリカ含有量が多い物ですが、外国産なら「フィジーウォーター」
海外セレブ愛用の1品です。
国産天然水は、【シリカシリカ(霧島天然水)】
まとめ買いなら、1本148円と普通の500mlペットボトル価格でお手頃ですね。
ただし、「シリカ」の人体における生理学的役割はまだ研究段階。
アメリカ「フラミンガム子孫研究」によって、シリカの骨粗鬆症予防に対する効果が期待されているそうですが、美容効果は未知数なのが現状なのかと思います。
あとは、自分の体で試すしかないですね。
摂りすぎによる深刻な副作用は、ありません。
余分なシリカは、尿として体外に排出される仕組みになっています。
日本はほとんどが軟水の為、普通の飲み水では十分に摂取できないかと思います。
食物から摂るならば、含有量の多い食材は以下の通り。
食品 | 含有量(100g中) |
トウモロコシ | 20mg |
玄米 | 5mg |
ジャガイモ | 200mg |
アスパラガス | 18mg |
赤カブ | 21mg |
あお海苔 | 62mg |
ひじき | 10mg |
キビ | 500mg |
まあ、現実的に考えればジャガイモとか、玄米で摂るのが無難ですね。
あお海苔100g食べるのは大変すぎる(^^;)
シリカは土の中に多く存在するので、イモ類やゴボウなど地中にある野菜に多く含まれていることが多いです。
ただし、これらはカロリーも高いので要注意ですね~。
やはり、玄米食にするのが手軽かと思います。
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