松田利仁亜(まつだりにあ)、金井憧れ(かないあこがれ)、
ちょっと読みにくい変わった名前、いわゆるキラキラネーム。
この対義語?シワシワネームなる造語があるそうです。
なんでも、「○子」「○男」といった、古風な名前をそう呼ぶらしいです。
でも、実は昔ながらの定番の名前には、素敵な意味があるんですよ。
「シワシワネーム」はどこから出てきた?
黄熊(ぷう)、今鹿(なうしか)、皇帝(しーざー、ふらんつ)、
姫愛(きゅあ、てぃあら)、苺愛(いちあ、べりーあ)
2014年のベスト・オブ・キラキラネーム上位5つです(笑)
このフリガナ無しでは読めない、難読名前「キラキラネーム」。
これに対抗し?優子、友子、恵子などの
古風な名前を「シワシワネーム」と呼ぶそうです。
しかし、この表現はネットで賛否両論、物議を醸してます。
ことの発端は、2015年4月11日。
日本経済新聞・土曜日朝刊別刷りの「NIKKEIプラス1」にある
「コトバ百貨店」というコーナーに載った記事でした。
「シワシワネーム」の記事はツィッターに投稿されあっという間に拡散。
2万リツイート以上されました。
ネットユーザーの反応は様々ですが
「シワシワネームって呼び方失礼だな…!」
「キラキラネームの反対→シワシワネームwwwwwwwwwwwww」
「シワシワネームとか喧嘩売ってるだろ」
「シワシワネームとかいう概念最高だな」
「「子」のつく名前はシワシワネームどころか、本来高貴な女性につけるものです」
「「~子」の皆様、「~子」という命名方法はは遡れば公家のお姫様の命名方法ですからね」
と、ちょっと失礼、それは違うという意見が多くあった気がします。
「子」を名前につける意味とは?
シワシワネームの呼び名がいいか悪いかはともかく、
昔も今も名前は、親が子供に一番最初に贈るプレゼントで、愛情表現です。
いろいろ、考えて、親や自分の一字を取ったり
こんな子に育って欲しいという想いをこめたりしてつけているわけです。
中でも、「子」は女の子の名前の代表で象徴で
上記の意見にもあったように、古くから高貴な女性につけられてきました。
現代でも、愛子様や佳子様、皇族の女性につけられていますね。
でも、それ以上に素敵だなと思った話がありまして、
前にテレビ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で見たのですが
「子」がつく名前が嫌だった女性が、祖母に相談したところ
祖母は「子供の『子』と言う字には、とっても深い意味があるのよ」
と教えてくれました。
それは、
「『子』の字は、【一】=『始め』と、
【了】=『終り』の二つの字で出来ている。
つまり、生まれた時が死ぬ時までを表しているのよ。」
「幸子」なら、一生、幸せな子でありますように。
「優子」なら、一生、優しい子でありますように。
「愛子」なら、一生、みんなから愛されますように。
そういう、親の願いが込められているそうです。
ちょっと、うろ覚えで多少言葉は違いましたが
そういう意味があるそうです。
この話をテレビで見た時、「子」がつく名前が良かったなと思ったのを覚えています。
私は自分の名前があんまり好きじゃないのですが、
親の願いが込められてると思うと、悪くないかなと今では思います。
(キラキラでもシワシワでもなく、
「鳥」と「烏」みたいな、
似た漢字といつも間違われるのが嫌なだけですが。)
キラキラでもシワシワでも、
名前は一生を左右するものですから
自分の子供ができたら素敵な名前をつけてあげたいですね(^^)
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