『スカッとジャパン』ED曲の洋楽は何て言ってる?歌っているのは伝説級ソウルシンガー!

   

出典:http://www.rollingstone.com/music/news/watch-aretha-franklin-bring-obama-to-tears-at-kennedy-center-honors-20151230

フジテレビ『痛快TVスカッとジャパン』。

エンディングテーマで流れている洋楽、妙に軽快でスカッとしますね。

 

フィラ~~~フィラ~~~~~フィラ~~~~~~♪

って、聞こえるけど、あれって「freedom」って言ってたんですね。

曲名は米国出身の歌手アレサ・フランクリンさんの『Think』。

オバマ大統領が初就任時に、国歌斉唱をしたすごいアーティストです!

(トップ画像:http://www.rollingstone.com/

 

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アレサ・フランクリン偉人伝!

アレサ・フランクリンさんは、アメリカの黒人女性シンガー。

あのキング牧師と同じ、1960年頃の黒人解放運動時代を生き抜いた、伝説級アーティストです。

「クイーン・オブ・ソウル」「レディ・ソウル」の異名を持ち、ロックの殿堂入りを果たしています。

 

アレサ・フランクリンさんのプロフィール・経歴

出典:http://okmusic.jp/musichubz/artists/6173/images

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本名:Aretha Louise Franklin(アレサ・ルイーズ・フランクリン)

生年月日:1942年3月25日

出身:アメリカ テネシー州メンフィス

職業:シンガーソングライター, ピアニスト

ジャンル:ソウル, R&B, Gospel, ジャズ

活動期間:1956年~

 

メンフィスの生まれ、デトロイト育ち。

父親は有名な教会の牧師。

母親は、バーバラ・シガーズ・フランクリンという、優れたゴスペル歌手でした。

両親は彼女が幼い頃から別居状態。

アレサさんは父親と暮らしており、父の教会でゴスペルを歌っていたました。

 

14歳で初レコーディング。

父親はアレサさんの歌への情熱を応援し、彼女が結婚するまでマネージャーも務めていました。

デビュー当初はジャズ、ポピュラーな路線で、あまりヒットはしませんでした。

 

所属レーベルを変更して、ゴスペル・フィーリングを前面に押し出す方針に変更。

1960年代後半から彼女はヒットを連発。

ソウルの女王と呼ばれるほどに。

 

グラミー賞受賞回数20回と、女性としては歴代2位。

(※女性1位は、21回受賞のアリソン・クラウスさん。)

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」1に選ばれていまず。

1987年、女性アーティスト「ロックの殿堂入り」を果たしました。

 

 

アレサ・フランクリンさんが活躍した時代背景

1960年頃のアメリカは、キング牧師で有名な黒人公民権運動が盛んな時代。

白人による黒人差別が、深刻な社会問題でした。

通う学校も、店も、バスの座席も、救急車までもが白人用と黒人用に分かれており、全てが白人優先の社会でした。

 

1951年、娘が白人学校に入学拒否されたという件で、オリヴァー・L・ブラウン氏が教育委員会を告訴。

1954年「分離された教育施設は不平等」という判決が下り、黒人の子供が白人の学校へ行くことが認めらました。

 

1960年、ノースカロライナ州グリーンズボロの黒人大学生4人が食堂で白人席に座り、白人のいやがらせを受けても非暴力、無抵抗で座り続けました。

この、「シットイン運動」は50以上の都市に拡大。

100か所以上の食堂で行われました。

 

また、10人あまりの黒人と白人のグループが南部行きの長距離バスに一緒に乗り込み、人種による座席の区別を公然と破る「フリーダム・ライド」を決行。

この運動参加者は、フリーダム・ライダーズと名乗り、1000人以上が命がけで参加しました。

 

1963年8月28日、ワシントン大行進の参加者は20万人超。

キング牧師がリンカーン記念堂の前で、「I Have a Dream”(私には夢がある)」で有名な演説を行い、人種差別の撤廃と各人種の協和という高邁な理想を訴えました。

 

1964年7月2日、公民権法制。

建国以来200年、終にアメリカで法の上における人種差別が終わりを告げました。

 

この時、アレサさんは22歳。

法律上平等となっても、黒人差別は色濃く残り、2016年現在ですら存在するのが実情です。

そんな時代に白人黒人関係なく、多くのアメリカ国民を音楽で魅了した彼女の功績は、アメリカ社会にとって大きいものなのでしょう。

また、アレサさん自身も公民権運動に積極的に参加しておりました。

 

アレサさんは2005年に、大統領自由勲章を受章

2009年1月20日、アメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマの就任式式典にて「My Country, ‘Tis of Thee」(“America”)を祝唱しました。

 

『Think』の歌詞(一部)と和訳

では最後に、痛快TVスカッとジャパンED曲『Think』の歌詞を一部ご紹介します。

歌い手の時代背景を考えると、また違った曲に見えてきます。

 

You better think (think) think about what you’re trying to do to me
考えた方がいい アンタが私に何をしようとしているのか

Yeah, think (think, think), let your mind go, let yourself be free
考えなさいよ したいようにする? 自由になるって?

 

Let’s go back, let’s go back, let’s go way on back when
帰ろうよ、元通りになろうよ、ですって?

I didn’t even know you, you couldn’t be too much more than ten
アンタが10才の子ども以上の考えが無いとは知らなかったわ!

I ain’t no psychiatrist, I ain’t no doctor with degree
私は心理学者でもないし、博士号も持っていないけど

It don’t take too much high IQ’s to see what you’re doing to me
IQが高くなくたってわかるわよ!アンタが私に何をしようとしているか

 

You better think (think) think about what you’re trying to do to me
考えた方がいい アンタが私に何をしようとしているのか

Yeah, think (think, think), let your mind go, let yourself be free
考えなさいよ したいようにする? 自由になるって?

 

Oh freedom (freedom), freedom (freedom), freedom, yeah freedom

Freedom (freedom), freedom (freedom), freedom, ooh freedom

最後の「freedom」を連呼している部分が、エンディングで流れる部分ですね。

良い曲なので、ぜひ探して聞いてみてください(^^)

 

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