台湾土産に亀ゼリー、頂きました。
香港土産で貰ったことありましたが、まあ同じようなもんですね。
美容や健康に良いということで、じわじわと人気のアジアンスイーツ。
叶姉妹も15年以上愛食してると、ブログで書いていたらしいですね。
日本でもAmazonとか楽天で買えるんですが、ちょっと注意が必要だと思います。
亀ゼリーとは?
亀ゼリーは、中国・香港・台湾で食べられている薬膳デザートです。
亀苓膏(きれいこう)というのが正式名称。
「グイリンガオ」って読むそうです。
ベトナムでも「カオ・クイリン」って名前で売っています。
解熱・喉の痛み・便秘解消・美肌効果があると言われています。
亀ゼリーは、亀のおなかの板の部分の「腹甲」を使って作ります。
腹甲を干して粉にし、土茯苓(ドブクリョウ)など、さまざまな生薬を混ぜて煮込んで作っています。
ゼラチンや寒天で固めるのでなく、亀のタンパク質がゼリー状に固まってできるということ。
つまり、煮凝りです。
コラーゲンの固まりのため、美容効果が期待できるってことですね。
使われるのは、スッポン系の亀。
日本でも、スッポンの煮凝りがあります。
すっぽんは甲羅周りにコラーゲンがあり、これが煮凝りになります。
亀ゼリーの場合、もともとは「金銭亀」という高級亀で作っていました。
今では絶滅危惧種に指定されているため、草亀などで代用しているそうです。
亀ゼリーの味は?
見た目はコーヒーゼリーのように黒いです。
味は、無味?
やや苦みがあるかな?
シロップやミルクをかけて食べます。
台湾では冷たい亀ゼリーが一般的です。
香港だと、温かい亀ゼリーがあり、選べるんですって。
温かい方が、漢方の風味が強まって、キツイと思われますが・・・。
初チャレンジなら、冷を選んだ方が無難ですね。
味は、正直不味いです(笑)
この不味さが癖になるのかもしれませんが・・・。
漢方好きなら、美味しいかも。
亀ゼリーのお取り寄せ
亀ゼリーはネット通販でもお取り寄せ可能です。
ただ、効能を求めて買うのであれば、正直怪しいな~と思ってます。
亀ゼリーは、生薬が含まれていてこそ、効果が期待できるもの。
でも、表示は生薬が少しでも含まれていれば、書けちゃいますからね。
過去には香港で、市販の亀ゼリーに生薬「土茯苓」の有効成分が一切含まれていなかったという残念なことが判明しています。
香港城市大学の調査で、市販の8ブランド、18種類のカメゼリーを対象に行われました。
結果、「恭和堂」「双銭」「広健堂原味」の3種類にはカメゼリーの主原料となる主原料となる生薬「土茯苓」の有効成分が一切含まれていなかったそうです。
通販サイトのレビューにも、
「亀ゼリーを食べたら、次の日お肌ぷるぷる~♪」
みたいな感想ありますが、そんな即効性があったら逆に怖いと思うんですよね。
私はお土産でもらったの食べましたが、お肌は普通です。
まあ、お腹の調子は良かったと思いました。
週1くらいで食べたら、身体の調子が整うかもしれませんねー。
通販だと、缶詰タイプのものと、粉末のものがあります。
亀ゼリー(亀苓膏)【きれいこう】【デザート】
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粉末は、自分でお湯で溶いて固めて作ります。
缶詰は、容器に開けるだけ。
どっちにしろ、成分表示を見て「土茯苓」があるかをチェックしてから買った方がいいですよ。