換気扇というのは、汚れが何層にもなっていて掃除するのが大変な場所!
油汚れと水垢と埃と、ミルフィーユのごとく重なり、くっつきあっているのですからね。
ですので、洗剤も汚れに合わせて3種類使うのがプロの技らしいですよ。
あの家事えもんが紹介していた3種類の最強洗剤と、換気扇掃除の秘技をご紹介します。
目次
家事えもんが紹介していた換気扇掃除方法と最強洗剤3種類
まず押さえておきたいのは、換気扇の主な汚れは油によるもの。
油と埃が混ざってくっついている状態です。
そして、ファンの表面に付きがちな、水垢!
凸凹して洗いにくい部分にこびりついた汚れ!
この3種類の汚れを順番に落としていくのが、家事えもん流です。
※今回紹介する洗剤は、3種類全て「茂木和哉」シリーズです。
油汚れに最強の洗剤「なまはげ」
瞬間油汚れ洗剤 「なまはげ」って、なんだか接着剤のようなネーミングの洗剤です。
瞬間の名に恥じぬ洗浄力で、頑固な油汚れにも効きます。
使い方は簡単!油汚れ部分に吹きかけるだけ。
強力な洗剤ですので、刺激臭があります。
使用の際はゴム手袋を着用、窓を開けるなど換気が十分な状態で行いましょう。
効果は抜群ですよ。
大掃除に重宝する1品。
レンジ周りに最強の洗剤です。
※ガラス・アルミ・フッ素コートや塗料によっては変色したり劣化したりします。
目立たない部分で試してから使った方がいいです。
水垢に最強の洗剤「茂木和哉」
温泉汚れでもみるみる落ちる、水回り最強の洗剤が「茂木和哉」です。
先に油汚れを落としてから、ファンの表面など水垢でくすんだ部分を綺麗にできます。
洗いにくい部分は着け置きで「純愛」
「純愛」はしみ抜き用洗剤です。
そう、本当はお洗濯に使う洗剤なんですよね~。
凸凹が多く、洗いにくいファンやアルミフィンを付け置き洗いします。
使い方は簡単!
40~50度のお湯とファンを入れた容器に「純愛」を入れてつけ置き。
どんどん汚れが浮いてきて、ピカピカになりますよ。
ちなみに、この洗剤はタンパク質汚れに有効です。
一連の流れとして、
油汚れを「なまはげ」スプレーして落とし、
水垢汚れを「茂木和哉」で磨き、
残った汚れは、「純愛」で着け置き洗い。5分~10分ほど。
というのが、家事えもん流換気扇掃除方法でした。
換気扇掃除の手順
では、ここからはもっと詳しく、換気扇掃除方法を見ていきます。
換気扇掃除をするには、換気扇を分解する必要があります。
ですので、まずはご自宅の換気扇の説明書があれば、一番簡単ですね。
どこまで分解できるか、書いてありますから。
無くても、大丈夫!
換気扇はとりあえず2種類に分けられるので、どちらかをチェックします。
・プロペラタイプ・・・昔ながらのファンがむき出しになったシンプルな換気扇。
・レンジタイプ・・・最近主流のコンロ上部にフタつきで設置されているタイプ。
プロペラタイプの掃除方法
これは簡単です。
まず、コンセントを抜きます。
プロペラ中央のつまみを右に回し、つまみとプロペラを外します。
外れたパーツは油汚れを落とし、残りは付け置き洗い。
他は手の届く範囲で拭き掃除します。
レンジタイプの掃除方法
これは、正直プロに頼めば一番確実です。
自分でやる場合は、まず、コンセントを抜きます。
ブレーカーがある場合は、落としておきましょう。
レンジフード(フタ)とフィルターを外します。
上にずらして外すタイプ、左右にストッパーがあるタイプ、ネジ式と様々あるので、ご自宅の換気扇タイプを見て外してください。
フィルターを外すと、中にシロッコファンかプロペラがあるかと思います。
シロッコファンの場合、
ベルマウス(円盤)のネジ → ベルマウス → 中心のネジ → ファンの順で外れるかと思います。
プロペラなら、つまみを右回しで外れると思います。
外したパーツは付け置き洗い。
レンジフードは油落とし洗剤で洗います。
レンジフードの中は、ティッシュか何かを貼り付け、そこに洗剤を吹き付けて置いておくと、汚れが落ちやすいです。
液だれするので、下に新聞紙などをしいておきましょう。
換気扇掃除は時間もかかるし、大変な作業です。
年1回とはいえ、あんまりやる気が起きない場所です。
それでも、劇的に落ちる洗剤を使ってピカピカになる様は、やってみると面白いものですよ。
「茂木和哉」シリーズ以外でも、重曹を溶かしたお湯でも、付け置きだと結構落ちます。
「茂木和哉」シリーズは、テレビで紹介されただけあってセット販売もしていました(笑)
返金保証付きですので、試してみては?
過去にも書きましたが、この販売会社はわが地元・秋田県にあります。
なのに、秋田県では売ってなく、いつも通販で買うという納得のいかない状況です。
なんでかな~。
あと、冬場の大掃除で行う人が多いですが、実は気温の高い春夏の方が換気扇掃除には向いています。
油汚れは気温が高い方が落としやすいのです。
一年の汚れを落として、歳神様をお迎えするという日本の伝統は分かるけど、換気扇は昔と違って構造が複雑になり、掃除も大変だから、春にやってもいい気がします。