さーて、いよいよフィギュアスケートGPシリーズファイナル出場選手が決定しましたね。
女子はなんとロシアとアメリカの選手しか出場しない結果に・・・。
フィギュア2代国家対決ですかー。楽しみです。
そして、男子シングル1位出場のロシアの選手、マキシム・コフトゥン選手ですが、実は現在兵役中！
「えぇっ！？」と思い調べてみました。
（トップ画像：http://www.afpbb.com/articles/-/3032465）
マキシム・コフトゥン選手のプロフィール
代表国: ロシア
生年月日: 1995年6月18日 現在19歳
出生地: エカテリンブルク
身長: 176 cm
コーチ: エレーナ・ブイアノワ、タチアナ・タラソワ
所属クラブ: CSKAモスクワ
タチアナ・タラソワコーチがついてますね。
タチアナ・タラソワさんといえば、アレクセイ・ヤグディン、荒川静香、浅田真央など、数々の素晴らしいメダリストを世に送り出した名コーチ。
これは、強いわけです。
GPファイナルも、かなり期待してます。
そんなコフトゥン選手ですが、幼少時にはホッケーもやっていたようですね。
10歳の時からフィギュアに本腰を入れてるみたいです。
可愛い顔してますから、顔の見えるフィギュアを選んだのは正解だと思いますよ。
今年はGPシリーズで、中国大会・フランス大会、両方で1位。
ソチオリンピックでは代表の座を、エフゲニー・プルシェンコ選手に持って行かれましたが世界選手権で4位の活躍。
ロシアの出場枠を「2」に戻しています。
彼の後に続く、ロシア期待のエースです。
ロシアの兵役制度
さて、プルシェンコ選手が引退した今、ロシアの期待を背負うコフトゥン選手ですが現在は兵役中だそうです。
「え？兵役中なのにGPシリーズ出てるの？？」と思っちゃいますよね。
ここで、ロシアの兵役制度について見てみましょう。
・18-27歳の男性が1年間兵役につくことが義務付けられている。
・兵役を拒否する場合は民間又は軍事施設で三年半の代替奉仕
・上記代替奉仕は大卒の場合半分の期間で済む
・大学生は兵役を遅らせることも可能
コフトゥン選手が兵役についたのは2014年5月。
1年間ですから、まだ兵役中ということです。
それなのに、どうして世界大会に出場しているのでしょうか？
ロシアには「スポーツ中隊」というものがあり、コフトゥン選手は、そこに配属されているんだそうです。
スポーツ中隊とは？
ロシアでは活躍中のスポーツ選手でも、徴兵されるのは珍しいことではないそうです。
コフトゥン選手は徴兵された時のインタビューで
「スポーツ中隊の話をとても興味深く聞き、今からわくわくしています。喜んで兵役につきます。
とくに射撃は楽しみですね。
これまでにも試したことはありますが、もちろん本物の自動小銃ではありませんでしたから。
隊伍を組んでの行進その他の教練は何の問題もなくこなせると思います」
と言っています。
プロのスポーツ選手に適した環境での兵役といっても、練習ばっかりではなく、軍事訓練もあるんですね。
とは言え、軍事訓練ばかりではなく、
・毎週月曜日にキャプテンに健康状態の報告
・数日間の招集がかかることがある。
とのこと。
軍で鍛えられているから、強いんでしょうか？
精神面とか鍛えられそうですが。
しかも、周りはスポーツ選手ばかりの隊なら、互いに刺激も受けるでしょうしね。種目は違えど。
スポーツ中隊はソ連時代からありましたが、軍の改革で一度廃止されてます。
2012年秋に復活しようという話になって、ウラジーミル・プーチン大統領がそれを支持。
2013年4月から再び復活したそうです。
かなり最近なんですね、「スポーツ中隊」って。
兵役中の選手って日本ではありえないので、つい注目してしまいますね。
まあ、コフトゥン選手は先に面白い名前で注目されてましたが（笑）
GPファイナルでは、演技で世界中の注目を浴びるのでしょう。
ああ、楽しみがいっぱいで、冬っていいですね～。
次のおすすめ記事
→ エリザヴェータ・トゥクタミシェワが可愛い！あのプルシェンコの妹弟子！？
→ ユリア・リプニツカヤの可愛い容姿と厳しい言葉！生い立ちが関係？
→ グレイシー・ゴールド、双子の姉カーリー・ゴールドは村上大介と仲良し？
コメントを残す