プール熱に子どもがなったらお風呂はNG?症状・対策・予防方法!

子どもたちの間で夏に流行する「プール熱」

正式には、「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」といいます。

早ければ4月から患者が出ることも珍しくないそうです。

やっぱり昔と気候がずいぶん変わってますからね。

4月5月に夏日になることもありますし、体がついていけてないのかも。

 

もし、子供がプール熱になったら・・・

学校は休む?

お風呂は入っていいの?

そのへんをチェックしておきましょう!

 

プール熱(咽頭結膜熱)とは?

プール熱は、主に夏に子どもの間で流行る夏風邪です。

アデノウイルスというウイルスが原因で起こります。

ウイルスが原因ですので、当然プール以外でも、秋でも冬でもなります。

一番流行しやすいのが、プールに入る夏の時期ということです。

 

感染しやすいのは子供。

幼時から学童までの子供がかかりやすいです。

ただし大人も免疫のない人は感染します。

 

感染経路は、唾液などを介してうつる飛沫感染。

近くにいることでうつる接触感染。

感染力はかなり強いです。

家族間でうつることも多いので、気を付けましょう。

 

感染から発症するまでの潜伏期間は、5~7日間

症状は、

・39~40℃の高熱が5日前後続く

・ノドの痛み、腫れ、赤くなる

・眼の充血、目やに

この他に、頭痛、吐き気、腹痛、下痢などになることもあります。

 

もし、プール熱になったら?

プール熱かどうかの診断は、主にノドを綿棒でこすって検査します。

陽性ならば、アデノウィルスがノドに居ることになり、プール熱と診断されます。

 

プール熱に特効薬という薬はありません。

症状も一辺に出ることもあれば、順番に症状が出てくることもあります。

 

もし、プール熱になったらできることは

・安静と十分な睡眠

・こまめな水分補給

・高熱がつらければ解熱剤(効果は一時的で、時間がたてば発熱します。)

・ノドの痛みにはうがい、鎮痛剤

・眼の充血には抗生剤、ステロイドなどの目薬が処方されます

・眼のかゆみにも抗ヒスタミン薬やステロイド系の目薬

 

プール熱と診断された時点で、学校は出席停止です。

お休みしましょう。

症状が落ち着いてから最低2日間は休まなくてはいけません。

 

お風呂ですが、高熱の時は入らない方がいいです。

濡れタオルで体を拭くようにするだけでも、さっぱりします。

また、熱が下がってお風呂に入る場合も、家族共有はうつる可能性があります。

一番最後に入るなどして、対策をとりましょう。

タオルはもちろん、別の物を使ってくださいね。

顔を拭くだけでも、目から体内にウィルスが侵入します。

 

 

プール熱にならないための対策!

原因となるアデノウィルスの感染力は強力です。

プール熱にかからないようにするには、基本的には風邪と変わりません。

・うがい、手洗い

・プールの後は目を洗う

・清潔なタオルなどを使う

・身の回りの消毒

 

あとは、免疫力を高め、普段から健康を保つようにしましょう。

栄養バランスのとれた食事。

適度な運動。

結局、生活が健康の基本なんですね。

 

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