福岡で話題の海藻「アカモク」!栄養成分と効果を改めて調べて、ワカメと比較してみた

   

ギバサ

福岡県発の注目の食材「アカモク」!

船のスクリューに絡まる邪魔者扱いされていた海藻なんですがね。

2007年頃から急に食べられるようになったんですって。

へ~~、でも、それ、秋田県では昔からフツーに食べてましたから~、残念!(笑)

 

健康にいいとか、まったく気にせず食べていた秋田県民および東北・新潟の皆々様へ。

身近すぎて気づかなかった「あかもく(ギバサ)」の魅力を改めて知っておきましょう!

今がビジネスチャンスかもしれませんよ~。

 

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「アカモク」とは?なぜ今注目されているのか?

アカモクは、褐藻網ヒバマタ目ホンダワラ科に属する海藻です。

生息地は、日本全土の浅瀬。朝鮮半島、中国、ベトナム北部までひろ~く分布しています。

1年生(発芽して1年以内で枯死する)で、春先頃から新芽が出て、秋から冬に成長します。

大きさは、4m~7mの長さまで成長していきます。

 

日本全土に生息するも、なぜか東北の一部で食用とされているだけ。

多くの地域では邪魔者扱いをされてきました。

 

なぜか?って。それは、

「アカモク」の生命力が強すぎたため。

 

生命力が強いからグングン繁殖していき、海藻の群落をつくります。

それが、漁の際に、網や漁船のスクリューに絡まってしまうんだそうです。

「アカモク」は、人にとって利用価値のない厄介な海藻という認識だったわけですね。

 

そんな「アカモク」が日本全国に名前を知れ渡るようになったのは、ごく最近のこと。

2007年、福岡でそれまで邪魔者扱いしていたアカモクが、実は高い栄養素を持つことに気づき、売り出したのです。

(秋田では食べるのが当たり前すぎて、栄養云々気にすることは無かったんだと思います。ホント、なぜ今アカモク(ギバサ)がこれだけ注目されてるのか違和感しかないですもん。)

 

福岡県北九州市若松区の頑張りによって、売り出してからわずか1年。

アカモクは「北九州市『食』の認定ブランド」(北九州商工会議所主催)に。

じわじわと評判を西日本に広め、最近ではテレビでも、その栄養素と健康効果が取り上げられるようになりました。

 

「アカモク」の栄養素と健康効果!

アカモクは、生命力が強い海藻です。

つまり、栄養素もたっぷり持っています。

 

そして何より注目を集めているのは、ネバネバ成分

フコイダンです。

 

フコイダンは水溶性食物繊維の一種。

多くの研究により、以下の効果があるとされています。

・抗腫瘍・抗ガン作用

・抗ピロリ菌・抗腫瘍作用・胃不快感改善作用

・抗アレルギー作用・抗炎症作用

・肝機能向上作用

・抗生活習慣病

・抗糖尿病作用

・抗ウイルス作用

・抗菌作用

・抗酸化作用

・血液凝固阻止作用

・美白作用

 

フコイダンのネバネバ成分は、北海道のがごめ昆布で有名な栄養素ですね。

アカモクもめっちゃネバネバしますから。

 

さらにアカモクは、ミネラル分も豊富。

可食部100gあたり アカモク わかめ(生) もずく
エネルギー 19kcal 16kcal 4kcal
食物繊維(総量) 5.5g 3.6g 1.4g
ナトリウム 550mg 610mg 90mg
カリウム 1,165mg 730mg 2mg
カルシウム 107mg 100mg 22mg
マグネシウム 91mg 110mg 12mg
1.6mg 0.7mg 0.7mg
亜鉛 0.7mg 0.3mg 0.3mg
0.06mg 0.02mg 0.01mg
マンガン 0.28mg 0.05mg 0.03mg

(アカモク栄養素引用:日本調理科学会誌 38巻72-76ページ / わかめ・もずく栄養素引用:文部科学食食品成分データベース)

 

代表的な国民的海藻・ワカメと比較しても、鉄分、亜鉛、銅、マンガンが多いのが分かりますね。

アカモクはクセも味も無いに等しいので、色んな料理に使えます。

オクラや納豆など、他のネバネバした食べ物との相性もいいですし、みそ汁などの汁物に入れても美味しいです。

 

 

 

県によって違う「アカモク」の名称!秋田県は「ギバサ」ですよ。

「アカモク」は分類上の和名です。

学名は「Sargassum horneri (Turner) C.Agardh」。読めないっす!

 

秋田県では「ギバサ」

山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」

新潟県では「長藻(ナガモ)」

と呼ばれています。

福岡県は「アカモク」ですね。

 

宮城県では、藻塩焼きで塩採りする時の海藻として使っているそうです。

 

 

主に福岡・愛知の方で一生懸命売り出し、テレビでアカモクの健康効果が注目され、やっと気づいた秋田県。

・・・というか、県外のお客さんがお買い求めになるようになりました(直売所店員調べ

)。

正直、秋田では観光客向けのアカモク(ギバサ)商品は少ないです。

レストランメニューも、そんな、わざわざアカモク(ギバサ)ってのはね。

普通にスーパーの生鮮コーナーでお買い求めいただけますので・・・。

 

 

なお、アカモクの旬ですが、秋田県の場合5月中旬の収穫。

愛知県は3月~4月。

京都は春頃。

福岡は2月~3月。

どこも、新芽の時期に収穫して冷凍、1年かけて出荷しているようですね。

 

秋田県では冬に生ギバサが売っていたりしますが、あれは南の方で採れたもので、秋田県産ではないそうです。

でも、冬に食べるイメージがあります。

詳しくは、前記事をご参照ください。

→ 『アカモク』の栄養素がすごい!秋田ではフツーに食べてる『ギバサ』の力とは?

 

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