2016年、母の日はいつ?始まりの歴史と由来!

   

母の日は何月何日と決まっていないので、「あれ?今年はいつだっけ?」となりますよね。

日本では、毎年5月の第2日曜日が「母の日」です。

2016年は5月8日。

今年は早く、5月入って直ぐ来るので4月のうちから準備しておいた方が良さそうです。

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日本の「母の日」はいつから始まった?

日本で「母の日」が広まったのは昭和初期。

1931年に大日本連合婦人会結成を機に、当時の皇后さまのお誕生日だった3月6日を「母の日」としたのでした。

最初は3月6日と固定された日だったんですね~。

大日本連合婦人会ってのは、文部省の働きかけで女性の社会活動などを目的として結成された団体です。

まあ、それはあんまり定着しなかったんですが。

 

それとは別に、キリスト教関係の団体がひっそりと「母の日」を祝っていたんですね。

それを日本全国に広めようと動いたのが、森永製菓です。

ミルクキャラメルや小枝で有名なお菓子メーカーさん。

昭和11(1936)年、森永が「母の日中央委員会」を設立。

翌年には「母をたたえる歌」を募集し、「第1回 森永・母の日大会」を豊島園で盛大に開催。

ポスターの貼ってある菓子店で招待券を配り、20万人ものおかあさんを無料で招待した。

(中略)

この後、森永・母の日大会は全国の主要都市を舞台に毎年開催されるようになっていった。

戦争による中断があったものの、昭和22年には再開している。

(引用元:森永公式サイト http://www.morinaga.co.jp/)

実際に日本で普及したのは、終戦後の1949年頃。

アメリカに倣って5月の第二日曜日が「母の日」として定着していったんだとさ。

では、元になったアメリカの母の日は、何がきっかけだったんでしょうか?

 

アメリカにおける「母の日」の歴史

時は19世紀。アメリカでは南北戦争が集結したばかりの1870年。

女性参政権運動家、ジュリア・ウォード・ハウという女性が、平和と非武装を唱える声明文「母の日宣言」(Mother’s Day Proclamation)を発表しました。

 

Julia Ward Howe

ジュリア・ウォード・ハウ  出典:http://www.gregorius.jp/presentation/page_87.html

 

当時のアメリカは、南北戦争という国内戦争で62万人もの犠牲をだしていました。

ハウは、女性が主体になっての「平和の日」として「Mother’s Day」の普及に務めましたが、生前中にその願いは叶いませんでした。

 

しかし、同じアメリカで同時期に活躍した女性、さらにその娘によって、意志は引き継がれていきました。

 

アン・ジャービスは、南北戦争中にウェストバージニア州で、社会的弱者や公衆衛生改善の為に活動する社会活動家でした。

同じ女性、同じ活動家としてジュリア・ウォード・ハウに共感し影響を受け、「母の仕事の日」(Mother’s Work Days)と称して、負傷兵の治療や公衆衛生の改善等に積極的に取り組み、平和活動を続けていきました。

しかし、彼女の活動も普及することはありませんでした。

 

ジャービスの死後、2年経った1907年5月12日、娘のアンナ・ジャービスが母の功績を讃えて世の母親たちを敬う「母の日」を作ろうと思い立ちます。

Anna Jarvis

アンナ・ジャービス 出典:http://www.nationalgeographic.co.jp

アンナの考えは、亡き母・アン・ジャービスが日曜学校の教師をしていたメソジスト教会で実現し、1908年の5月10日(ちょうど5月の第二日曜日)に初めて「母の日」の正式な式典が行われました。

この時、参列者には白いカーネションが贈られ、それが現代のカーネションを贈る習わしになったようです。

出典:http://goodluckjapan.com/coronation/

出典:http://goodluckjapan.com/coronation/

 

なお、アメリカで「母の日」が正式に制定されたのは、少し後の1914年です。

最初の式典が行われたメソジスト教会は、現在は「母の日」発祥の地として総本山的存在だそうです。

 

余談ですが、「母の日」が正式な記念日になった以降のアメリカでは、カーネションが高値で取引されたり、母の日カードが売りだされたりと、乗じた商業的展開が起こりました。

これに憤慨したアンナは、差し止め裁判を起こすなどしこの傾向を止めようとしました。

が、結局は資本主義には逆らえず、一大商業イベントとして定着してしまいました。

アンナは亡くなるまでこのことを後悔していたそうです。

彼女の理想とは少し違うかもしれませんが、こうしてアメリカのみならず日本でも「母親に感謝を伝える日」が広まっているのは商業の力もあったからだと思います。

過程はどうあれ、彼女が発案した「母の日」は、普段なかなか言えない気持ちを母親に伝えるという、素晴らしいキッカケを与えるという重要な記念日になっていますよね(^^)

 

「母の日」真のオリジナルはイギリス?

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「母の日」という名前の記念日自体は、実はアメリカがまだ建国されるより以前からありました。

17世紀のイギリスでは、「Mothering Sunday(マザーズ・サンデー)」

または単に「Mothers’ Day(マザーズ・デイ)」と呼ばれるキリスト教関連の行事がありました。

この日は、母親の元を離れて奉公中の子供達が、年に一度だけ、イースターのちょうど40日前の日曜日に、教会で母親と再会できるという日だったんですって。

 

現在でも、イギリスの母の日は四旬節の第4日曜日。

2016年は3月6日です。

母親に花束を贈ったり、特別なケーキを食べたりして感謝を伝える日となっているそうですよ。

 

ちなみに、もっと逆上ると古代ギリシャで神々の母リーアに感謝し讃える「春祭り」が起源では?という説もあるみたいですね。

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