貝毒の症状!潮干狩りシーズン、アサリに注意!!

      2015/05/15

春の暖かさが増す行楽シーズン、家族で楽しく潮干狩り。

春が旬のアサリをざっくざく取って

お味噌汁に酒蒸しに、ボンゴレパスタも美味しいですね。

しかし、一つ気をつけたいのが「貝毒」。

症状・潜伏期間・対策を確認しておきましょう。

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「貝毒」とは?

「貝毒」とは、名前の通り貝が持つ毒で

貝類が海水中の有毒プランクトンを食べ、毒を蓄え

その貝を他の貝が食べ、どんどん毒が蓄積。

人が食べると食中毒を起こします。

 

毒性をもつプランクトンが発生する、

水温の上がり始める4月頃から5月頃の期間に多いです。

 

貝毒を持つのは、ほとんどが二枚貝

アサリやホタテ、牡蠣などです。

 

症状は毒の種類によって

・麻痺性貝毒

・下痢性貝毒

・神経性貝毒

・記憶喪失性貝毒

・アサリ毒

の5種類が主なものです。

特に日本で多いのが「麻痺性貝毒」「下痢性貝毒」です。

 

加熱しても毒性が失われることはなく

治療方法も基本的にはありません。

ほとんどが2~3日程度で回復しますが

重症の場合、死亡するケースもあります。

 

「貝毒」の症状と潜伏期間

・麻痺性貝毒

潜伏期間:食後30分程度。

症状:口、舌、顔面、手足のしびれ。

軽症の場合24~48時間で回復。

重症の場合、頭痛、嘔吐、運動障害、言語障害、よだれなど。

麻痺による呼吸困難で死亡するケースもある。

毒化する貝:ホタテ、アサリ、真牡蠣、ムラサキガイ、アカザラ、ヒラオウギなど。

 

・下痢性貝毒

潜伏期間:食後30分~4時間。

症状:激しい下痢、嘔吐、腹痛など。

死亡例は今のところ無し。

毒化する貝:ホタテ、ムラサキイガイ、コマタガイなど。

 

・神経性貝毒

潜伏期間:食後数時間。

症状:水などを飲んだ時、口の中がヒリヒリする。

徐々に顔、のど、体全体に広がり酔った状態になる。

紅潮、瞳孔散大、運動失調、下痢など。

毒化する貝:牡蠣、タイラギなど。

※日本での報告は確認されていません。

 

・記憶喪失性貝毒

症状:胃腸、神経、消化器系の食中毒症状。

1987年11~12月、カナダ東岸で

ムラサキガイによる中毒でにより、患者107名中死亡4名、

記憶喪失12名の事例があります。

※日本での報告は確認されていません。

 

・アサリ毒

潜伏期間:食後24時間~28時間

症状:悪寒、食欲、不痛、倦怠感、悪心、嘔吐、便秘など。

皮下出血班が必ず見られる。

2~3日後に、口、歯茎、鼻等の粘膜に出血、口臭が特徴

重傷の場合、神経錯乱を起こし1週間以内に死亡することもあります。

毒化する貝:アサリ、牡蠣、カガミガイなど

 

潮干狩りに行く前に確認しておこう!

「貝毒」は、北海道から沖縄まで日本全国で発生します。

お店で販売しているものは検査を受けているので

まず、大丈夫です。

 

問題は、個人で採取してきて食べる場合ですが

特に潮干狩りシーズンは貝毒が発生しやすく

各地方自治体で検査を行い、

ホームページ等で公表しているところが多いです。

 

即効性のある治療方法がない貝毒は

食中毒にならないように気をつけて

予防するしかありません。

潮干狩りに出かける際は、

目的地周辺の漁業組合や自治体の出す情報をチェックして

規制が出てないか確かめてから行くほうがいいですね。

 

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